知ってるかい?
往々にしてカバーはオリジナルを越えることなんて稀だけど「7」なんて北原ミレイのオリジナルに迫る魅力があります。それにしてもこの4人の耳に跳び込んだ音はすべてが「ブルース」になるんだろうな。
わが星 『OUR PLANET』 [DVD]
震災から一ヶ月が過ぎたころ、三鷹市芸術文化センターで「わが星」を観劇しました。ラップを取り入れた舞台だと聞いていたので、最初の内はそうかこんな感じかと思って、正直少し退屈を覚えながら観ていました。しかし後半、気づけば涙がぽろぽろこぼれ落ちて最後までずっと泣きっぱなしでした。震災後、一度も泣いてなかったからでしょうか。悲しいわけでもうれしいわけでもなく、ただただ涙がこぼれました。
ちーちゃん(地球)には帰る家があり家族がいた。震災後、それが当り前ではないとわかり、日常がどんなにかけがえのないものか痛感しました。地球が誕生して滅びるまで。人間が生まれて生きて死ぬまで。変かもしれませんが今頃になって生きて死んでいく覚悟ができた感じです。
この舞台を観に行って良かった。たくさんの人に観てほしい作品です。
内部統制で現場の仕事はこう変わる―日本版SOX法を業務別にやさしく解説
企業で内部統制対応の担当者をしているため、様々な解説記事や解説書に目を通してきましたが、一番、理解し易い本だと思います。
そのポイントは2点。
・具体的な業務とそれに関する統制を中心に説明しているため、イメージが掴みやすい
・海外で内部統制が実施されるようになった経緯=存在理由、原型が述べられているため、(金商法、SOX法だけでない)内部統制の本質を理解できる
自分が働いている部署での業務への影響と言った身近な部分から、内部統制の全体、金商法での対応のポイントまで理解できる本になっています。
ユニークな切り口、軽妙な文章、語り口のコラムなども面白いです。
IT統制もコンパクトながら本質的な対応を考えるのに十分なポイントを絞った解説も役立つと思います。(金融業界や、IT化が高度に進んだ企業では不十分でしょうが)
見仏記 (角川文庫)
最近寺や寺院などに興味があり、面白そうなので購入。
その後入院し時間があったので
海外編まで一気に読破しました。
ふたりの仏(ブツ)に対する知識の豊富さなどもすごいのですが、
なんといってもみやげ物に異常な執念を燃やすみうら氏と
つっこんだりみまもったり(みまもられたり)のいとう氏の
コンビネーションが絶妙!
あと、独特のたとえやブツに恋したりする
お二人の感想や反応が面白いんです。
この本にでてくる仏にまた会いにいきたくなりました。