3Dゲームプログラマーのための数学 基礎編―「ベクトル」「行列」の基本から「交差判定」「衝突検知」まで (I・O BOOKS)
3Dゲーム開発のための数学本です。
内容はベクトル・行列や衝突アルゴリズムの解説です。グラフィックスの話題はありません。
ボーンデジタルから「ゲームプログラミングのための3Dグラフィックス数学」という本が出版されていますが、それに似た部分があります。
I/O Bookなので、誤字・脱字が多いです。
ベクトル・行列の数学は他の本で学び、衝突系の考え方をこの本で学ぶというスタイルがいいと思います。
私の感想としては、衝突検出の解説は「ゲームプログラミングのための3Dグラフィックス数学」よりもわかりやすかったです。
ゲーム開発のための数学・物理学入門 Beginning Math and Physics for Game Programmers
高校時代の知識の復習のために購入しました。理系の人には、ちょっと内容は簡単すぎと思いますが、1日でざっと読める内容で、かつ、効率の良い復習が可能な内容となっています。たぶん、これだけでは、精緻なシミュレーションは無理(微分方程式やその数値解法がないため)と思いますが、次の段階に進む上で必要な内容はかなり網羅されている。物理や線形代数を学んだことがない人には良い導入書になるものと思う。数式や解法もかなり丁寧に解説されています。
ディスカバリーチャンネル 「なぜ?」に挑んだ科学の歴史100 化学編 [DVD]
面白くない化学の勉強のために購入しました。化学の世界を探求してきた歴史を、CGを駆使した映像と、簡潔明瞭な説明で見事に表現しています。化学を探求してきたことによって、人類がどのような恩恵を受けているのかが分り、化学を学ぶことの面白さを体感できたような気がします。
The Feynman Lectures on Physics, boxed set: The New Millennium Edition
ファインマン物理学の新千年紀版(The New Millennium Edition)が出版されました。
何が変わったかのかというと、組版の形式が大きく変わり、本文はLaTexで打ち直されています。
また、ページ両側に描かれている図も電子化され、一部は初版の「味のある」図のままですが、大半の図は描き直されています。
ファインマンの教科書をところどころつまみ食いして物理を学んできた私個人としては、初版の味のある図のままの方が良かったなあ、とは思います。(星を-1)
しかし内容は同じなので、いきいきとした講義の面白さはかわりません。パラパラとページを捲ってみて、講義の進め方の勉強になるなあと改めて思います。
物理のエッセンス力学・波動 改訂版 (河合塾SERIES)
確かに必要不可欠な事を書いている。
センターで100なら本書を極めればイケるだろう。
しかしながら、これさえやれば学校の勉強を無視というわけには、いかない。
本書に書いてある通り、教科書に書いてある内容については、はぶかれているところがあり、等速円運動においては、なぜ加速度がrw二乗になるかを書いていない。
だから、物理が苦手だからといってコレをやれば伸びるわけではない。
いや、成績は伸びるかもしれないが真・物理力が、つくわけではないという方がいいかもしれない。
いずれにせよ、教科書と併用を勧める