俎上の鯉は二度跳ねる 2 ドラマCD
最初から最後まで、体の震えが止まりませんでした。
あたし的に「左側でも…いいよっ」と泣くたまきが可愛すぎました!
遊佐さんのヘタレな声と攻めの声のギャップに悶えまくりでした!!!
「指輪を買うよ…」と言ったあと、涙が伝って、【良かったね、今ヶ瀬】と本気で思いました。
買って絶対損させない!そんな心意気を感じる作品でした!!!
窮鼠はチーズの夢を見る (フラワーコミックスアルファ)
BLというジャンルは初めて読みました。
某オンラインコミックスでそういうジャンルと知らずに立ち読みしたらぐいぐい引き込まれて、これは紙媒体で手元に置きたい!と即amazonにて購入。
で、これからもBLジャンルを読むかというと、それは?です。
なぜなら、このコミックスが、そういうジャンルを超えて、読ませる魅力的な作品だったから。ほかにBLに手を出してがっかりしたくない。
主人公を愛する今ヶ瀬の想いは本当に熱い。
途中、涙してしまいました。
男同士とかそんなんじゃなく、人間同士として、私もこんなに誰かをひたむきに愛したいと感じました。作中、今ヶ瀬が「あなたはまだ本当の恋を知らない」と言うせりふを吐きますが、これを読んで思いました。私もまだ本当の恋を知らない、と。
ライトなタッチなのにエロ描写はけっこうこってりなのですが、作品として面白いと思います。一読の価値あり。
俎上の鯉は二度跳ねる (フラワーコミックスアルファ)
読むのがすごくしんどかった作品です。
一読目、ボロボロに泣いてエネルギーを使い果たしました。二度目三度目もやっぱり泣きじゃくりながら読みました。心を持って行かれます。特に中盤から終盤にかけての二人の応酬のあたりは息をつめて読みました。すごい迫力。
おもしろい、と一言ではとても言い表せません。とにかく、一人でも多くの人に読んで欲しいです。BLだから、と二の足を踏んでいる方にも是非お勧めします。
私は普段BL物はあまり読まないし、どちらかというと不得手です。それは男性を好きな男性、というところに女である自分が入る余地がなく、読んでいてすごく取り残されてしまう、というか。自分には全く関係ない世界のファンタジーのように感じてしまうんです。けれど、この作品は別でした。読みながら大伴に、今ヶ瀬に、恋しました、私も。だからすごく泣いたししんどかった。本当に、恋愛ってしんどいです。終盤に大伴が恋愛を「業」と言いますが、まさにその通りだと思いました。あとがきで作者の水城さんが「恋愛を物語のド真ん中に置いて描いた」と述べられていますが、ここまで、恋愛をリアルにつきつめて描いた漫画って他に私は知りません。もちろん本作には男同士だからこその葛藤や苦悩も沢山描かれていますが、男女の恋愛に共通することも沢山あります。
本当にこの作品と出会えて良かったです。こういう作品と出会えるから、何歳になっても漫画を読むのをやめられません。
窮鼠はチーズの夢を見る ドラマアルバムCD
流され侍恭一のダメダメ振りに、『あらら』とか『ばかだなあ』『それを言うかね』など、盛大にツッコミを入れながら、聞きました。でも、そんな恭一を今ヶ瀬は大好きなんだから、しょうがない。だって私も好きだもん。
今ヶ瀬、君は恭一の事を甘やかしすぎだよ。好きだから何でもしてあげたいんだよね。ただ、邪魔なものは排除しようするけど。
今ヶ瀬さんの遊佐さんはちょっと冷たい声。でも冷たい声の奥熱い情念のようなものを感じました。
恭一の中村さん。流され侍で、自分に自信がなくて、でも回りとは一応うまくやっていきたくて、ゲイの事は違う世界の事だと思っていて……やさしくて。中村さんの、あんまり大人声ではない声が、よく合っていたと思います。
お話は、盛り沢山。同窓会の後日談とかまで入れるなら、いっそ2枚組もよかったなあ。
も少し、ゆったりしてても、よかったと思います。最後のキャスト紹介。あんな短い自己紹介は、初めてですよ、ほんと。
でも、恭一と今ヶ瀬が大好きです
続編も楽しみです。
俎上の鯉は二度跳ねる ドラマCD
恭一と今ヶ瀬双方の、愛するということへのこだわりの強さ。それを核として話が進みます。今ヶ瀬を男として(攻めとして)抱いた後の恭一の「情」こそ、まさに「愛」ではないの?と私は思うけど恭一はそれを認めたくないし、そんな情が湧いているなんて知る由もない今ヶ瀬。原作ではこのあたりが少々理屈っぽく感じられるのですが(それはそれで楽しみましたが)(笑)中村さん、遊佐さんお二人のあまりの好演がさらにこの2人をリアルに感じさせてくれます。特にラスト、恭一の「どうか・・・」のセリフは、全身全霊をかけた祈りに感じられ、胸が痛くなりました。ここが、特にツボでした。中村さん、惚れました。