50回目のファースト・キス コレクターズ・エディション [DVD]
アダム・サンドラーと、ドリュー・バリモアの、「ウエディング・シンガー」以来の共演作は、“恋”をする事のときめきと、“愛”を成就させる事の真摯さにおいて、観る者すべてを幸せにさせてくれる、ハート・ウォーミングな傑作だ。無論、おバカで、お下劣なコメディとしても、十分に楽しめる。D・バリモア扮するルーシーの父と弟が、彼女を想って、毎日芝居を打ち続けるのは涙ものだが、繰り返し、「シックス・センス」を見せられるのは、さぞ、拷問の日々であっただろうと同情する(笑)。A・サンドラーって、あの独特のアクの強さから、好きにはなれなかったのだが、ヘンリー役は、それをカバーして余りある好漢ぶり。大いに笑わされながらも、本当に、愚直なまでに、人を愛し続けたその一途さにおいて、ルーシーの夢に具象化される事に、映画的リアリティを持たせている。ラスト、“いつものように”、船上で目覚め、“いつものように”、自らの過去に幾多の感情を抱いた後、アラスカの澄み切った青空と海、そして氷山のもと、愛する人達に囲まれて、“いつものように、新鮮に”、自らの幸せを実感するルーシーに、“OVER THE RAINBOW”がかぶさる。完璧だ。ヘンリー、カッコ良すぎるぜ!
サイツ・アンド・サウンズ・オブ・サマー ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ビーチ・ボーイズ(DVD付)
保存してあった元ネタの事情もあって画像は余り宜しくないが、それでも大変貴重な映像という事に間違いは無し! 大昔のPVとはどういう物であったのかって資料的な意味合いもあるし、当時の風俗的ドキュメントとして観ても面白いし、コアなファンでなくとも充分に楽しめるDVDだと思いますよ…
メインのCDに関しては、今更なんにも言うことがありませぇん! ただただ浸りましょう…
50回目のファースト・キス コレクターズ・エディション [DVD]
『ウェディング・シンガー』の時も、そう思ったのだが、この二人のコンビはかなりいい。ストーリー的にも、コメディでありながら感動もしっかりとできるお得感のある作品だ。男の目線から見れば、アダム・サンドラー演じるルーシーはかなりかっこいいと思う。人をこれほどまでに愛せるのが少し羨ましく、またその気持ちを学ばなくてはならないと思いました。
この作品、脇を固める俳優が凄い。ロブ・シュナイダーやダン・エイクロイド。そして、ホビットとして立派に大役を果たし、実は本当のヒーローだったサムワイズを演じたショーン・アスティンが出演している。どの俳優達もいい味だしてます。
この作品、タレントの乙葉ちゃんが吹き替えをしていますが、何度も言っているように、タレントはタレントの仕事をしていればよいのであって、声優は声優さんに任せればいいのです。まぁ、吹き替えを全く必要しない方には、どうでもいい問題ではあるが、どうも最近タレントを使う傾向があるのでここで釘をさしておきたい。声優さんたちの仕事を取らないでもらいたい。
Facing Future
名曲「カ・プア・ウイ」が収録されています。
クヒオビーチ・フラ・ショーで耳にしたこの曲が忘れられず、
色々なハワイアンオムニバスCDを聴いても見つけられず、
一年後に再度訪れたオアフ島で曲名を探し回りました。
ホテルやCDショップで店員にハミングして訊き回りましたが、
結局DFSギャラリアの「クレイジーシャツ」の親切な店員さんが、
あちこち電話をかけてくれて、店内の電話口でも歌うこと数回、
歌っている間、親切な店員さんは笑顔で手拍子で応援してくださり、
ついに電話口でアラモアナショッピングセンターのCDショップの店員が
曲名を答えてくれたのです。
ハワイ音楽史に残るエンターテイナー・「ビナ・モスマン」が愛する孫娘に贈った曲とのこと。
38歳で惜しまれて亡くなった歌い手のイズラエルさんも、
ライブのたびに、この曲を愛唱していたようです。
サウンズ・オブ・サマー ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ビーチ・ボーイズ
アメリカだけで200万枚売った、ビーチボーイズのベスト版としては最新のものです。
『サーフィン・サファリ』から『ココモ』まで、ビーチボーイズの出したシングルで、全米TOP40以上のヒットに
なったものが30曲収録されています。
そのため、ビーチボーイズファンから評価の高い『サーフズ・アップ』などは収録されていません。
他にも、「どうしてこの曲が入っていなくてこの曲が入っているんだ」という感想を持つことも当然あるでしょう。
しかし、それはビーチボーイズファンからの視点の話で、ビーチボーイズをこれから聴いてみようと思っている
人にはこれ以上ない、最適な入門編です。
まず、音質が素晴らしい。リマスタリングされた楽曲はその素晴らしさと相まって古さを感じさせません。
収録されているのは全てシングル・バージョンなので、アルバムに収録されていた時とはまた違った仕上がり
になっている曲もあります。
それぞれの曲に解説がつき、ビーチボーイズの年表(メンバー誕生から現在まで)もついていて、
ビーチボーイズの歴史や音楽的な進歩・変換も良く分かるようになっています。
また、ビーチボーイズをリスペクトしている日本人ミュージシャンの手書きメッセージもついています。