Winona Ryder
A slideshow of the lovely Winona Ryder with the song fittingly titled "Winona" by Matthew Sweet
ブラック・スワン [DVD]
ポートマンの熱演は認めます。やはり美形は役得ですね。でも、役にはまっていない感じがします。実際のバレエ演技は代役が演じていたという批判は無視してもイイとして、筋に多少の無理があります。なぜ、黒鳥を演じるために猥褻な妄想に走らなければならないか等、理解に苦しむ展開も。もう少し精神的な迷いをストレートに表現してくれれば良かったのに。とにかく、脇役を含めた情況描写がくどい。彼女としても新境地を切り開きたいという意気込みがあったのでしょうが、結果として空回りです。ラストは予想どおりの展開。ナタリー自身も悲劇のヒロイン役に酔っていたのでしょうか。でも、彼女のファンにとっては評価できる作品なのかも。
戦闘少女 血の鉄仮面伝説 [DVD]
綺麗なお姉ちゃんがアクションする、バイオレンスバカ映画と思っていました。最初は…
ドビュッシー:ピアノ作品全集
ピアニストにも得手、不得手がある。いい音楽に出会いたければまずその演奏者を知ることが大事だろう。ベロフはドビュッシーの作品を楽譜に忠実に、そしてとても楽しく聞かせてくれる。ミケランジェリがオーケストラのようなカラーを紡ぎだす演奏家で、聞き手に緊張感を要求する演奏家だとすれば、ベロフはピアノ曲としての楽しさ、まるでPOPSやイージーリスニングのようにリラックスして聞ける。決して、いい加減という意味ではなく、ドビュッシーの音楽とはその時代のPOPSだったということだろう。NHKで彼のレッスンを見たことがあるが、作品の作られた時代や、背景などの解説もいれながら教えていた。ドビュッシーの研究家としても一流だ。