女犯坊 (怒根鉄槌編) (QJマンガ選書 (05))
今は無き雑誌「漫画エロトピア」で連載された漫画『女犯坊』
怪僧ラスプーチンをモデルに創られたと言われるキャラ・竜水
贅沢、無駄に2ページ丸ごとつかった見開きに圧倒!
おもわず引いてしまう描写もありますが、
連載当時のエロ・グロ・ナンセンスが解る作品です。
作画者・ふくしま政美と亡き原作者・滝沢解は
一度ケンカしたものの2,3回会うたびに和解したとか
あと『女犯坊』がここまでウマく描けたのは、当時の
ふくしま政美が竜水を想わせる豪快な人だったとか。
(『消えた漫画家 アッパー系』参照)
女犯坊 1 (1) (マンサンコミックス)
かって「消えた漫画家」に取り上げられた男、ふくしま政美!
その名が今なお語り継がれたのは『女犯坊』があったからだった!
今作品はいわゆる続編、
江戸幕末・明治を舞台に活躍してた怪僧・竜水その人が現代に転生!
いわゆるエロチックな展開もあるが、
坊さんなので幽霊・妖怪といった怪異騒ぎもアリ!