かっこいいスキヤキ (扶桑社文庫)
思えば、振り返ること20数年前、本書の初版を手に取ってしまったばかりに、一見どこか今まで読んでいた漫画とは趣きを異にする「ガロ」の存在を知り、物心ついてから何の疑問を抱くことなく愛読していた「チャンピオン」や「ジャンプ」に飽き足らなくなってしまいました。そして、綺羅星のごとき作家陣を知るに至り、いつの間にか物事を斜に見るようになり、それから月日を重ねること幾星霜、いまでは取り返しのつかない・・・となにもかもを本書のせいにするつもりはありませんが、そんなインパクト(爪あと?)を一人の中学生に残した本書は今でもたまに手に取ると、思わずそんな感慨にとらわれる一冊です。
MUSICOMIX
とても良いです!
笑えます
でも、決して軽く無い
下手なお笑いより面白い
70年代フォークの香りから
ブルース、ジャズ、ソウル、ファンク(?)
久住さんの、拘りを感じました。
YMOネタが入ってたら(あの名曲のカバー?)
☆5個だったのに
残念(笑)
孤独のグルメ 【新装版】
いちいち憎い名セリフ及び名シチュエーションが多い!
ちょっと挙げるだけでも
「ここに並んだ大量のおつまみがすべておかずとして立ち上がってくる」
←頼みすぎたつまみを処理すべく、ご飯を頼んで
「このワザとらしいメロン味!」
←メロンソーダを飲んで
「持ち帰り!そういうのもあるのか」
←定食屋で意外な注文方法をみて
「・・・いかんな、タイミングがズレてる」
←回転寿司で、職人と意思疎通できなくて
etc.etc
何人の人が読後に日本のどこかで同じ情景を味わい
そして再び孤独のグルメの魅力を噛み締めた事でしょうか
回転寿しを食べて、ダンディに
「ラストの二枚・・・あれが効いたな」
って(笑
一話一話に劇的な山場はほとんど訪れません(大山のアームロックぐらい?)
ですが”食いモノ”としては必須である”美味しそうな描写”は備えつつも、
必要以上に多くは語らないこのハードボイルドさ。
必ず読後に誰かと感想の共有化を求めたくなる、そんな素敵な一冊です
けど・・・どうやってそれを表現したら良いのか
何を言っても気取っているようで・・・
面白いです
ほんとに・・・これ
孤独のグルメ (扶桑社文庫)
僕はグルメでもないし、孤独癖のあるサラリーマンでもない。しかし、この漫画にはものすごく惹かれる。
食べることってとても大切だ。元気でも、疲れていても、楽しくても、嫌なことがあっても、人間は食べる。食べることは健康だということであり、生きるということでもあるのだ。
それにしても、初めての店に一人で入るのには本当に勇気がいるなあ。
これからの人生で、僕はこの本を何回も読むことになるだろう。