PLANET OF THE APES/猿の惑星 [Blu-ray]
大好きな監督:ティム・バートンによるリメイクです。
マーク・ウォールバーグも好きな俳優ですが、猿顔だから起用?w(猿役ではありませんが)
良い役者を揃えていますが、皆お猿さんメイクでお顔が判りません。
名前を忘れましたが、日本人俳優が演じる猿が、かなり格好良く、存在感があります。
是非、注目してみて下さい。
内容は・・・旧作を知らなければそれなりに楽しめると思います。メイク・CG、VFX面見所は
沢山あります。
ただ、やはり旧作、特に1作目の方がインパクトと出来は素晴らしいのです。
「猿の惑星」の原作者は、戦時中、日本兵の捕虜になり、そこでの体験を基に、日本兵=猿とイメージして書いたとゆう裏話には、日本人としては・・・・な所ですね。
BDとしての出来ですが、正直かなり微妙です。暗いシーンが多い上、かなりグレインが乗って
いて、お世辞にも綺麗とは言えません。FOXのBDタイトルは、音重視傾向で、画質面があまり
良く有りません。大抵、1層 MPEG-2。頑張って改善して欲しいですね。
キャプテンコマンドー
同名アーケード・ゲームのスーファミ移植版。
昔のアメコミ的なキャラが、「ファイナルファイト」的な格闘アクションを繰り広げるのですが、スーファミなのでキャラが小さいのがどーも…。
スクロール格闘ゲームとしてはきちんと作りこまれているので、二人同時プレイで友達と一緒に遊ぶ分にはイイかも。
マスター・アンド・コマンダー [DVD]
戦争映画を評して「優しい」というのは妙な話だが、この映画から感じるのは優しさとユーモアである。迫力のある戦闘シーンを備えながらも、グラディエイターばりのハリウッドアクション映画を期待した観客に不人気なのはそのせいだろう。
丁寧に作りこまれたディテールと人間模様。それがこの映画の主眼であり、それゆえに、派手な展開を期待する向きにはお勧めしない。
主人公のジャックは完全無欠のヒーローではない。意地になって敵艦を追い回し、親友にたしなめられると嫌味を言ったりもする。その癖本心では気にして、後で埋め合わせをしようともする。腕をなくした少年を慰める優しさや、手術シーンで見せる気の弱さ、ほんの一瞬に垣間見せるすけべそうな視線、音楽に対する繊細さ、変わったユーモアセンスなどの持ち主で、蛮性と優しさが同時に存在している格好いいばかりではない主人公をRクロウが見事に演じていた。一方でもう一人の主人公(日本の宣伝では無視されたが)、スティーヴンのPベタニーは儲け役。台詞が多いとはいえないものの、視線や身振りによる繊細な演技で女性客の目を惹きつけた。19世紀初頭の医学や博物学の再現も、歴史ファンにはとても楽しい。弱々しいようでいて、最後には剣の腕前も披露する。
他の登場人物も、それぞれ丹念に描写されている。指や歯にまでリアリティを追求した撮影は、シネマトグラフィー賞受賞も当然のもの。
しかし、この映画の真の主人公は、なんと言ってもサプライズ号だろう。その美しさ、一個の社会としての機能性などを堪能できる。
もちろん、優しい一方の映画ではない。ホラムに対するいじめや戦闘シーンは、暴力シーンが嫌いな身には見ていて辛かったし、剣戟や砲撃シーンも詳細に描き込まれている。それらを含めた上で、やはりこの映画には何か血の通った暖かさを感じるのだ。
海洋小説以外に、歴史や人物劇ファンに勧めたい一作。