逆転―アメリカ支配下・沖縄の陪審裁判 (岩波現代文庫)
沖縄返還前にはアメリカにならって陪審員制度があった
しかしその実態は非常に不平等なモノであった、という話
DQN米兵にけんかをふっかけられ米兵は返り討ちになり死亡
けんかをふっかけられた沖縄の青年らが傷害致死で捕まってしまう
その陪審員として招集された人物の視点で進む話である
陪審員もアメリカ人が大半で沖縄人が少なくて不利に進んでいく
主人公はPXとかに宝石を卸す会社の幹部で裁判と同時に会社にも危機か迫る
なんとその業績を嫉妬した民政府に無根拠な追徴課税をふっかけられ
会社は存続の危機に陥り沖縄から追い出されそうになってしまうのである
欺瞞と不条理に満ちたアメリカ占領下の情勢が興味深い一冊である
逆転裁判 蘇る逆転 脚本大全 (カプコンオフィシャルブックス)
逆転裁判1と蘇る逆転のテキストを完全に収録した一冊です。
およそ450ページにわたる本書は、圧倒的なボリュームとほどよい重さで、いざというとき鈍器となりうるポテンシャルも秘めています。
脚本大全の名にいつわりはなく、当然のことですが、作中のセリフは全て入っています。
早口すぎて聞きとれなかったオバチャンの言葉や犯人の断末魔を、これでいつでもじっくりと味わえるようになりました。
本書の素晴らしさは、その濃密さにあります。
例えば法廷パートでは正しいルートでのセリフはもちろんのこと、選択肢や証拠品を間違えた際の証人や検事の反応、
一つ一つの証言をゆさぶったときの展開など、こと細かに掲載されています。
探偵パートで事務所の備品などをチェックしたときに表示されるメッセージも、
あますことなく全エピソード分収録されていたことには驚きました。
脚本部分以外にも、人物ファイルや証拠品ファイルなど
逆転裁判の世界を彩る嬉しいテキストが満載です。
本書は攻略本としての利用も可能ですが、攻略本など必要としないコアユーザーへ向けて作られていることに間違いはありません。
少々割高ですが、値段以上のものは確実に受け取れる価値ある一冊です。
第二弾と第三弾の登場にも期待しています。
逆転裁判 蘇る逆転 (限定版)
自分は1~3をクリアしましたが、
追加シナリオがあるということで今回の復刻版を今日早速プレイ。
グラフィックが綺麗…
1~4話のシナリオも所々変わった場所が
あってそれを探すだけでもなかなか新鮮でした。
カガク捜査とマイク機能も今までに無い逆転の遊び方が出来て
とても楽しかったです。
ただ、限定版についているストラップは
『意義あり!』じゃなくてキャラクターのデザインのほうが
よかったなぁと…
逆転検事オフィシャルコンプリートガイド (カプコンオフィシャルブックス)
攻略本としては申し分ありません。
ネタバレが嫌な方の為に、ヒントのみで本文が構成されています。
もちろん真相解明のフローチャートもあるので、回答だけをしっかり見る事も出来ます。
イラストも豊富で、読みやすい攻略本です。
ですが、設定資料や裏話の部分にも大きくページを割いて欲しかったです。
登場人物のラフ絵やインタビューはありますが、ボリュームが少なくて。
1つ1つの絵が小さめなのが寂しく感じます。
とはいえ、読んで面白い本である事に変わりはないので。
逆転シリーズが好きな方は購入して損はないと思いますよ。
逆転裁判 [DVD]
ゲーム既プレイです。
まず、気になった点を挙げると
・1番気になったのは、全体の暗さ。なんか、逆栽ならではの調査のときのカラフル感に欠けました。
そのせいか雰囲気も暗い。
1の音楽入れたりしたら、少しは明るくなったのかな(^^;)?
・一部キャスティング。真宵はもうちょい幼い子でよかった。あともう少しはしゃいでる感じでもよかったかな。なんか大人しめ。イトノコはあんなイケメンじゃなくていいと思いましたwもっとゴリゴリしてもいい。
裁判長も頭ハゲてて、しゃべりのギャグ要素も入れてたら明るくなったような。
いろいろ言いましたが、
髪型や服装を似せているだけあって、
アニメ、ゲームの実写化の中ではなかなか良い作品だと思いました(^^)
たまに出るボケやツッコミには笑わせられました。w
そこはもっと入れてもいいと思う。
ただ、原作知らない方は初めは訳が分からなくなりそうですw
原作知ってる方は実写のキャラを見るっていう意味でも楽しめると思いました*