いつかまた逢える DVD-BOX
いいドラマだけにDVD化された時は、嬉しかったけどもう少し特典映像が充実していても良かったように思えます。NGシーンを付け加えたり撮影の裏話とかを付けてほしかったなぁ…
それが無かったので☆を一つ減らしました。
風が吹いていた
大塚まさじの最高傑作です。このセカンドアルバムが一番まさじさんのコクを表していると思いますし、歌詞もすばらしいです。アナログでいうA面(M1から5)の流れは、いま聴いても非のうちどころがなく、この滋味はそうそうあるものではありません。DylanIIの名曲群も勿論たかく評価すべきですが、このソロアルバムも不朽の名作です。関西フォークが誇る遺産です。星5つでは到底たりません。自信を持ってオススメ致します。
ハーフムーンにラブコラージュ
大塚まさじと西岡恭蔵はディランというグループを一緒にやっていた。これは大阪のミナミにあったディランという喫茶店で大塚が雇われマスターをしていたことにはじまる。僕は昔に西岡恭蔵のライウ゛でこのディランのオーナーというかママのヨウコさんという女性を見たことがある。年の割にきれいな方だったと記憶している。
なぜかレコードデビューしたときには西岡恭蔵はディランからはずれていて大塚まさじと永井ようでバンド名もディランセカンドになっていた。でも二人はその後もつかず離れず音楽活動を続けている。「アフリカの月」や「サーカスにはピエロが」はどちらもが毎回ライウ゛でやっている。そんな二人のライウ゛を一枚にまとめた作品。西岡恭蔵がKUROちゃんのもとに旅立ってしまった今となってはもう一緒にステージに立つ二人は見れないので是非このCDで聞くしかない。
昼の月・夜の魚
まさじさんのベストアルバムが今頃になって発売されるなんて思っても見ませんでした。何と言っても一番嬉しかったのは「プカプカ」と「男らしいってわかるかい」が新録音で聴けたことです。どちらの曲もオリジナルと比べると随分と軽く歌っている感じです。いい意味で枯れてきたって言うのかな。20年前の「THE Live Best of Masaji」と「プカプカ」を聴き比べると、そんな感じがします。
ディランIIが活躍していた頃のいわゆるフォークソングのミュージシャン達の歌を聴く機会がどんどん減っている中で、この人の新しい歌が聴けるのはとても嬉しいことです。