機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス [DVD]
バンダイ商法とか色々言われているけど、このDVDの発売を心待ちにしていたファンも多いはず。
3御大(富野・安彦・大河原)がご生存の間は何かに付けて新しい特典を付けて売ろうとするだろうから仕方ないとも思える。
次世代DVDが登場して発売するタイミングが悪いにしても、30年近く前のアニメがこうして話題になるのだからガンダムの底力を感じます。
BOXを手に取った印象は、当時の興奮が伝わってくるような素敵な内容でした。
描き下ろしよりも当時のパンフレットとかの方が興奮します。
劇場ポスターをプリントしたデジパックだけで見とれてしまいます。
なかなかDVDを見させてくれません。観賞用にもうひとつ欲しくなります。
家族のような一体感を持つホワイトベースが、正義の為に戦うのではなく戦乱の中で生き残る事を大切にして描かれている所が何度見ても心を打ちます。
カツ・レツ・キッカのような子供達を自分達が生き残る為の犠牲にせず、共に戦ってきたからこそラストシーンの感動があるのだと思います。
最近の戦争物のアニメを見ていて思うのは、確かにリアリティや特定の世代に共感をもたらすものかもしれないけど、小さな命ですら守ろうとする人間の尊厳や慈愛のような大切な部分が欠けているように思う。
特に平成生まれの若い世代には、ホワイトベースを苦しめるジオン兵士にも哀愁を感じたりするそういった群像劇の部分もご覧になってもらいたい。
戦争という悲劇でありながらどこか温かみを感じる所が、他のロボットアニメや戦争アニメの追随を許さない人気の秘密ではないかと思います。
私は、ガンダムを戦争ドラマではなくヒューマンドラマだと思っています。
この映画版最大の魅力は、新作カットが全体の75%を占めためぐりあい宇宙でしょう。
古いアニメは絵がどうのこうのいう若いアニメファンをよく目にするけど、デジタル化によって失ってしまったセルアニメの味がある。
安彦絵の醍醐味でもある『線』から匂いたつ表情や温かさは、いかにリメイクがされる事があったとしてもこのオリジナルを越える事はないと断言できる。
子供向けだったロボットアニメが、エンターテイメントとして昇華していったそのパッションを感じて欲しい。
玩具を売る為だけの商業アニメにとどまらない、文芸ともいえる普遍的作劇が内包されている。
そういった深みが、アニメファンだけに止まらず多くの人にこのガンダムが愛された所以だと思う。
面白いアニメは数あれど、エポックメイキングを感じたアニメはこのガンダムをおいて語れない。
世代、時代を超えていつまでも愛され続けて欲しい作品のひとつです。
飛べ!イサミ
でも、今見ても全然面白いです。王道を行くアニメと言っても過言ではありません。私は当時、小学生低学年くらいでしたけど毎回かかさず見てましたからね。小学生ながらにOP・EDの歌もしっかり覚えていて最近聴きたくなっていろいろ探しました。本当にどこ探してもないんです。当然の如くレンタルなんてまずないですし、『飛べ!イサミ』の主題歌たちはアニメソング集とかのアルバムにも出ていないのでサントラを探さなくちゃ聴けないんですよね。単品(シングル)で探すなんてもっての他ですし…。
ようやく見つけて、早速聴きました。本当はSEEKの『Round Trip〜その手を離さないで〜』だけが聴きたかったのですが、他の歌・曲も凄く良かったです。初めのTOKIOの曲で一気にあの懐かしい頃にまで戻してくれました。4曲目のSEEKの歌はフルに聴いたことがなかったのでどんなものかとは思いましたが声質が良いのもそうですが声にハリがあるのでアップテンポの歌は格好良さもあり最後の最後まで聴きごたえ十分で歌詞にまでもその魅力を感じました。そして、10曲目のブカブカが歌う『負けるもんか!』は最初の出たしから引き込まれとても遊びのある歌にも思えますがしっかりと励ましてもくれる様な応援歌っぽい曲で良いです。
貴重なサントラではありますがオススメします。
飛べ!イサミ DVD-BOX 下
後日、佐藤監督もなにかの対談で語っていたように
前半は先の展開も手探りで製作していただけに、単発の
展開が多く、正直いって、退屈な回も多かったです。
暴走が始まりだした第2部あたりから(笑)、イサミたち
新撰組も変身したり、黒天狗4天王もどんどんアホキャラに
発展しだして、声優もスタッフも盛り上がってか、どんどん
レベルアップして爆発的に面白くなっていきました。
鎧天狗の正体を明かす回などはびっくり仰天だし(しかも
トシのお母さんと同じ声優とは心憎い配慮)、お約束な
演出を出演者らが突っ込んだりしたり(AパートからB
パートに移る際に同じ映像・台詞を再現とか)と、
もう、NHKなのにやりたい放題な心地よさに大爆笑です。
ラストが、もう1,2話ほしかったという恨みもあるけれど
この作品は本当にスタッフや声優に愛され、育まれた名作に
なってくれた本当に幸せ物だと思います。
だからこそ、あえて続編を作らないで良かったのかも。
2011 BIGBANG LIVE CONCERT DVD MAKING DVD+PHOTOBOOK(限定盤)
只今3枚鑑賞終了… かなり最高!! japantour参戦しましたが、やっぱBIGSHOWはホームグランドのせいか、メンバーがノリノリでトークも良く喋る喋る(笑)セットもかなりかっこいいし曲もアレンジされてるものもあって見応えアリです!! ビッベン最高