HISTORY RICISM [DVD]
デビューシングルI・CAN・BEのPVは、日本青年館のライブの模様。
衣装もセットも今とは全然違う貧乏くささ。明らかに安物のサテン
の衣装で踊るシューク。
でも、売れるためにという理由でも決して手放さなかった個性が、
手作りで自分たちのステージを作り上げているエナジーがビンビン
伝わってくる。
今の米米しか知らない人は、必見です。
後年メジャーになるにつれて華やかでお金を掛けた魅せるPVになって
いって、それはそれで面白いんだけど。
昔の方が格好良かったなあ、と思いつつ見ながら一緒に踊ってます。
古畑任三郎FINAL DVD-BOX
レビューというか、個人的に印象的だった点:
3話目「ラスト・ダンス」のラストで、
10年以上前(94年、僕は子供でした)に放送された「警部補 古畑任三郎」の第一話の犯人の、「その後」が語られている事です。
『そうか、あの人は出所した後、そういう人生を歩んでるのか』と思うと、10年以上という時間の流れを感じて、ちょっとセンチになりました。
Where is Heaven(初回生産限定盤)(DVD付)
久々に男臭い石井竜也の登場!最近は“美声を聴かせる”曲が多かった中、泥臭い彼も見たかった人も多いハズ。激動の人生を送った現代アートの革命児ジャクソン・ポロックの生き様をイメージして書き下ろされた“Where is Heaven”の楽曲によって、石井竜也の泥臭い男らしさも感じることができる。更に、初回生産限定盤のDVDには、彼の持つ才能と彼の持つ優しい気持ちがぎっしりと詰め込まれたコンサート会場での模様が収録されている。
FREE~Cut the Rhythm&Beat / Jam with Super Vocalists & Artists~(仮)
インテリジェンス溢れるギタリストでありアレンジャーの鳥山雄司さんによる、有名な洋楽のカヴァーアルバム。
実は発売の情報を知らず、朝の通勤電車の携帯ラジオで流れていて、「まあなかなかカッコいいアレンジだな。」と思った曲の紹介で知りました。
WEBで収録曲を確認すると、LIKE A VIRGINから始まって、BILLIE JEANだのBREAKOUTだの、「この曲たちが鳥山雄司の手でアレンジされたら、いったいどれほどオレをイカセてしまうんだろう?」と想像するのも怖いようなナンバーがずらりと並んでいました。
そして発売から5日ほど遅れて入手し、最初に聴いた感想としては実は、「?」でした。
自分としては、LIKE A VIRGINなどは、本家マドンナの「THE CONFESSIONS TOUR」に収録されているベースラインをいじりまくったヴァージョンでぶっ飛んだクチなので、鳥山さんに相当期待していたのですが、いざ聴いてみると全曲ともアレンジはオリジナルに限りなく忠実でした。
でも、もともとそれぞれの曲が素材として優れていることもあり、アレンジ確認(?)の意味も込めて繰り返し聴いてしまうんですよね。そのうち「コレもアリだ。」と思えて来たのです。
そして少しずつ「鳥山ワールド」を感じられて来ます。それは、原曲に忠実なアレンジながらも、途中のギター・ソロパートなどは独自に挿入されたものであり、ソロのバッキング・コードなどは思わず「ニヤリ」とさせる鳥山テイストが散りばめられているからです。
フューチャーした歌手と曲のマッチングでよかったのはジェロのSEPTEMBERですね。やっぱり声がE,W&Fと同質ですもんね。
そしてラストのINVITATIONSのギター・ソロは音色やフレージングそしてドライブ感がTRANSFUSIONのWORK OUTを彷彿とさせてくれました。「疾走する鳥山雄司」が聴けます。
んでもって結局、最初の印象とは違って、これからのヘヴィ・ロテ盤になることは確実になっております。
春にPYRAMIDで新譜をリリースし、最近はベスト・アルバムを立て続けに2枚リリースするなど、さらにノリにノッている鳥山さん。
ほんと、才能が有るって羨ましいですね。
*まったくの余談ですが、今日帰宅の電車で、松田聖子の「大切なあなた」(鳥山氏アレンジ)を聴いたんです。あまりにもいい曲で自然と涙がこみ上げて来てしまいました。