ルイ・アームストロング全集~この素晴らしき世界
素晴らしい全集です。彼の声にはほんとに癒されます。車のHDDに入れてほとんど毎日聞いてます。
イライラしている時はほっとした曲、楽しい気分の時はうきうきした曲、ただ運転している時でさえ、不思議とその時の気分の曲が流れて来るような気がします。
正直、始めて聞く曲もありましたが、何度も聴いているうちに自分の中で、消化されていくのを感じます。
このアルバムほど、飽きの来ないアルバムは初めてといっていいほどです。
彼の声や、トランペットのやさしかったり楽しかったりする音が好きな人には、たまりません。
ホントにおススメです。
ハロー・サッチモ!~ミレニアム・ベスト
久しぶりにサッチモの極をラジオで聞いて、今一度ゆっくりサッチモを鑑賞したくてCDを注文しました。何度聞いても、あの落ち着いた低音とペットが心を癒してくれます。ハロー・ドーリーからメイムまで多くのスタイルの曲、21曲を収録したこのCDは、私に楽しくすばらしいひと時を提供してくれています。おそらく今後も何度も何度も聞き返して、生涯楽しむことでしょう。私のような楽器は弾けずとも、音楽を楽しむだけの物でも十分楽しめるというのはやはりサッチモの包容力のある人間的魅力でしょう。
SWING GIRLS オリジナル・サウンドトラック
まず、スウィングガールズの演奏について言えば、短期間でこれだけの演奏が出来たこと自体が凄い。ちゃんとスウィングしているし、ドラムスの豊島さんに、ベースの水田さんリズム感良いですね。また、アレンジやった岸本さん(懐かしのゴダイゴのホーンセクションな方)のスコアがかっこいい! 特に"メキシカンフライヤー"は、ものすごかっこいいです。さて、彼女達の演奏以外でいわゆるサントラしているメンツがまた良いですね。斎藤ノブさん、梶原順さんに、ミッキー吉野さんですか。素晴らしいメンバーで彼ららしい質の高い音楽。梶原さんのギターが美しく、映画にも合ってましたね。ミッキーさんの作曲したメロディ、全てオッケーです。あと、"失恋してもラヴィン・ユー"で笑って終わるのが良いです。
めぐり逢えたら
「めぐり逢えたら」(1993)は「恋人たちの予感」(1989) 「ユー・ガット・メール」(1998)などでも有名なノーラ・エフロン監督の代表作です(個人的には「マイケル」(1996)が一番お気に入り)。映画も、ラストまで「二人が会わない」というストーリー、また50年代作品など古典映画に対するオマージュを織り込みむなど、穏やかな気分にさせてくれる名作でした。
サントラとしては、監督が「永遠を感じさせる曲」というのにふさわしく、ナット・キング・コールやサッチモなどこの監督の趣味を感じさせる古い優しいポップスと、それに調和する古い作りの曲がたくさん入っており、比較的聴きやすかったです。マーク・シェイマンが作詞・作曲し、ハリー・コニックJr.が歌った"A Wink and a Smile"はアカデミー賞主題歌賞にノミネート、セリーヌ・ディオンの"When I Fall In Love"はMTVムービー・アワード歌曲賞にノミネートされました(いずれも受賞ならず)。またDr. John & Ricky Lee Jonesの歌うスタンダード"Makin' Whoopee"はグラミー賞を獲ってます。
なぜか一部の日本盤にはドリカムの「雪のクリスマス」(1990年発売)のセルフ・カヴァー"Winter Song"が入ってます。映画にも使われてないのに何故?しかもここでしか聴けない曲らしいです。おまけに、この曲(とセリーヌ・ディオンの曲)は新しすぎるアレンジがはっきり言ってこのサントラの中で浮きまくってます。ので、この点で減点します。
ちなみに同じ「古きよき時代」をイメージさせる路線で編集された「ユー・ガット・メール」(1998)のサントラの方がずっといい出来栄えと思います。
ルイ・アームストロング
サッチモが歌うポップスが20曲集められている素敵なアルバム。誰も真似ができない程個性的なヴォーカルを彼の死後もこうやって聞けるのは幸せなことだと思う。1曲目は、映画やTVでよく使われる曲で、サッチモのヴォーカルが魅力的である。10曲目の「聖者の行進」は、余りにも有名なアメリカ黒人霊歌で、サッチモの歌声で聞くと一段といいですね。15曲目は、映画にも出演していましたが、これは確か全米NO.1になったヒット曲でもありますね。サッチモのヴォーカルは力強く、明るく、一緒に歌いだしそうになり、いつのまにか元気がでてきます。暖かな歌声は年齢の拘わらずあらゆる人にお薦めです。特に、親しみやすく聞きやすい曲で構成されているこのアルバムはいいと思います。