NEVER CAN SAY GOODBYE [DVD]
解散直後に作られた映像作品が、1991年にビデオ、LD化。さらに11年を経て、ついにスペクトラム初のDVD化! 当時からのファンにとっては待望の、そして垂涎の映像ですね。ただ、構成自体が22年前のものなので、少々作りが旧いかな。これはこれで記録として残すとして、純粋にスペクトラムの演奏を楽しみたい方には、別の行き方もある気がします。現存する映像素材で再構成できないものでしょうか。
もうひとつ、気になるのが、1曲目にクレジットされている、表題曲。
実はこれ間奏のコーラスだけなのでわかりにくいのですが、
『Never Can Say Good-bye』ではなくて、4thアルバムのタイトル曲『Second Navigation』ではないでしょうか? 他に指摘された方はいらっしゃらないのでしょうか。はて?
とまれ、こんなイカシタバンド、後にも先にもない、って言っちゃいますよ。知らない方に、一度はお勧めの、早すぎた空前絶後のスーパー・ブラス・ロック・おちゃめバンドの貴重な映像です。ファンクファンもお聴きあそばせ。
30th ANNIVERSARY HIT SINGLE COLLECTION37
現在私は10代で、アルフィーファンです。
私は、「Brave Love~Galaxy Express 999」頃からのファンですが、アルフィーの凄さを認識させられる作品です。
シングル37作を聴いていくと、高見沢さんが一人で全部作ったとは思えないほどのバラエティーに富んでいます。
昔よりも、桜井さんの声はよくなっているのは私の気のせいなのでしょうか・・・?
今回新録しなおした曲は、ライブバンドアルフィーというものが現れていると思います。
Last Stageなんて、今年の夏のイベントを思い出させられました。
アルフィー入門編としてもいいと思いますよ、これは。
スケバン刑事 オリジナル・サウンドトラック
昔、限定BOXでしか発売されなかった
スケバン刑事のBGM集
いよいよ単独発売
音楽は
スペクトラムのヴォーカリスト
新田一郎が担当(キング版パタリロとかもやってました)
80年代っぽくはありますが・・・
本編以外では
ワイドショー、お笑い番組等でたまに聞けるぐらい
なかなか入手難でした。
'2、'3、劇場版、あやや版
まで発売される事期待しましょう。
相撲の歴史 (講談社学術文庫)
本書は自ら学生相撲に深く関わった1960年生まれの日本法制史研究者が、1994年刊行の最初の著書に増補修正を加え、2010年に刊行した社会史としての相撲通史であり、第一に相撲は本来格闘一般を指す言葉であり、各地に多様な形態が存在したこと、第二に相撲は水神祭祀や服属儀礼と結びつき、さらにそれらが朝廷行事としての相撲節に継承されることによって、初めて統一された様式を獲得したこと、第三に相撲節は全国からの相撲人調達システムを形成し、特定の相撲の家を創出し、寺社の祭礼に相撲人を供給する役割を果たしたこと、第四に中世には相撲は脱神事化し、また勧進興行を通じて、自らとるものから京相撲のような専門的相撲人によって演じられる芸能として見物するものに重点を移していったこと、第五に17世紀に土俵や株仲間が成立し、諸藩抱えの力士が興行にも出場し始める中で、徐々に三都四季勧進相撲(大相撲)の体制が整っていったこと、第六に18世紀のそうした体制の中で、素人興行は禁止され、専門力士は部屋単位で養成され、相撲年寄の寄合たる会所が成立すること、第七に同時期に相撲節以来の「正統な故実」を武器に、吉田司家が相撲興行を支配下に置くようになり、その「故実」は大相撲を権威づけ、地方相撲を系列化すると同時に、えたへの差別にもつながったこと、第八に明治初期に危機を迎えた相撲は、後期には国粋的風潮に乗って復活し、国技館の建設後日本の国技と見なされるようになること、第九に現在のアマチュア相撲はもともとこうした大相撲の外部から誕生したスポーツであり、国際化の面でも進んでいること、第十にこうした歴史を踏まえつつ、著者は相撲を4層の重なりあいから定義し(319〜320頁)、それが文化装置をまとった格闘競技であることを強調した上で、今後の課題を整理していること等が、本書の内容である。