スターフォックスアドベンチャー
宇宙を股にかけ活躍する、やとわれ遊撃隊“スター・フォックス”。そのリーダー、フォックス・マクラウドが、とある惑星の危機を救おうとするアクション・アドベンチャー。
途中まで、『ゼルダ』として作られていたとか。確かに、プレイしてみると、まさにゼルダ。爆弾、弓とか、名前を変えて、そのまま出てくる。リンクがフォックスに、ハイラルが“ダイナソー・P”にという感じ。でも、センスは洋ゲー。「ナ~イすフライト、フォックス!今度のアーウィンは新型か?」「つまらないジョークですね、将軍」「・・・」。一度味わうと癖になりそうな、愛すべきユーモアが、そこかしこに出てくる。
一番好きなのが、プロローグで、ヒロインが罠に落ちるシーン。怪光に撃たれ、暗い虚空に舞い上がるクリスタル。降りしきる雨に、光がまたたく。そして、流れる切ない音楽。素晴らしく、幻想的で甘美なイメージ。正直、このシーンだけで、面白いかなんてどうでもいいとすら思えてしまった。(これを超える映像が、その後に無かったのが残念)
ゲームとしても、しっかり作りこまれた作品だと思います。是非、一度やってみて下さい。
スターフォックスアサルト―全10ミッションをマップつき完全解説! (ワンダーライフスペシャル―任天堂公式ガイドブック)
基本的なことは漏らさず載っています。
各ミッションのマップにはアイテムやターゲットの位置が正確に記されていますし、バトルでのキャラの能力、隠し要素なども漏れはありません。
また、ボーナスゲームのバトルシティー、ゼビウス、スターラスターについても、マップやシステムが掲載されています。(ゼビウスのスペシャルフラッグ、ソルの場所も含む)
ただし、高得点を取りたい上級者のための情報が不足しています。高得点を狙うためには、敵の出現位置を知ることやコンボをつなぐことが必須ですが、そのためのアドバイス的な情報がほとんどありません。
上級者には物足りないと思われます。
スターフォックス アサルト
シューティングゲームに戻ってくれたのは非常に嬉しかった!
やっぱりスターフォックスはアーウィンに乗って敵を撃破してこそ、スターフォックスだと思う。実際、アーウィンだけでクリアするステージは敵を倒そうと必死になれて、とても楽しかった。
後、特定の条件を満たすとボーナスゲーム『バトルシティー』『ゼビウス』『スターラスター』が遊べるのが良い。
残念に思ったのが、まず白兵戦が多かった事。敵を倒した時の爽快感やキャラクターを操作している時のスピード感が無いので、非常にプレイしていて苦痛だった。
そして、キャラクターの声。64の時と違うキャラクターがチラホラ。64の時から結構時間が経っているので声が変わるのは仕方ないと思うが、ペパー将軍の低くて貫禄のあった声が、高い声になって弱っちくなってしまった。あれはどうかと思った。
スターフォックス64 ― オリジナル・サウンドトラック
全てオリジナル音源です。ゲームのサントラに慣れていない人は、がっかりするでしょう。とくに、トランペットなどブラスの音は、蝉に近いです。ハイエンドオーディオで聴くと、日頃聞けない、なかなか味のあるサウンドが鳴ります。
しかし、やはり、それはそれ。いいものは、いいです。ゲーム音楽以外では聞けないような、戦闘的な曲、ゾクゾクする曲が、たくさん入ってます。ゲームのサントラ好きなら外せない一枚です。