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古代さん家の恐竜くん―新沢基栄短編集 (ジャンプコミックス)
『奇面組』『したたか君』の新沢基栄の10年間の読み切りを収めた短編集は画風の違いや作風の違いが結構分かれてたりするが、基本的な面白さは結構粒そろい。
初の読切『教師のらいせんす』のさわやかな読後感や『Kの日記帳』という黒いけど不快感を感じさせないもの、表題作は恐竜の登場に振り回される古代家の中でどこかとらえどころの無い一家の主の古代さんが記憶に残っている。他、『したたか君』連載直前の『おやおや親父』と『したたか君』リタイア後の『パートナー真児くん』、豪くんマンが主役の『怪傑豪くんマン』なんてのが収録されている。
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フラッシュ!奇面組 3 (ガンガンコミックス)
面白かったです!ハイスクール!奇面組にあったような元気のよさを感じました。
2巻のゴルフ編を読んでいて少し単調な感想を受けこのままずるずるといってしまうの
かと思いましたが、この3巻を読んで、そんな一抹の不安は消し飛びました。
確かに単行本のでるペースはおそいかもしれないですが、作者には
ゆっくりとでいいのでこのまま書き続けてほしいですね。
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ハイスクール!奇面組 DVD-BOX1
各キャラクターの強烈な個性が、これでもか!と、言うくらい話をひっぱり、他に無いギャクアニメの良さを見せている。私は最近になってこの作品と出会ったが、正直この作品の独特のセンスに感動した。
今の子供たちに見せても、世代を超えて親しめると思う。
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帰ってきたハイスクール!奇面組 (ジャンプコミックスデラックス)
80年代に大ヒットしたあの漫画に、2000年頃に復活の漫画があったとは知らなかった。とにかく、この漫画は、笑いの種類がほかと違う。とにかく、腹の底から笑える。漫画としては、しばらくぶりに、本当によく笑った。最終話の第6話は、過去の思い出ともリンクしてきて、よく知っている読者には、懐かしさをあらためて、感じさせる一編になっている。この後、フラッシュ奇面組が描かれたのだろう。
とにかく、「奇面組」を読むときには、絶対に、電車の中では読まないようにしている。笑いを抑えるのが本当に大変な漫画なので。これは、きっと健康にもいい漫画だと思う。