ひたひた
才色兼備の女性芸術家、芍薬女史と
既成概念の破壊者、藤井麻輝氏のユニット
「睡蓮」の二作目。
鳥肌が立つくらい美しく、
寒気がするほど醜い。
幼い頃の母歩いた枯れ草の空き地を思い出し、
酷く懐かしい気持ちになりました。
幼い頃、赤とんぼや、しゃぼんだま、烏の赤ちゃん
とか、童謡を歌わされるとえもいわれぬ切なく哀しい
気持ちになったのを思い出しました。
一作目も素晴らしかったけど、
二作目で原風景に更に深くえぐる様に訴える
素晴らしい作品です。
哀しすぎて、素晴らしい。
reep
schaftっぽいのかと思って聴いたら意外に穏やかでびっくり。
Voが女の子のせいもあるのかもしれませんが、藤井麻輝独特のアンダ―グラウンドな感じが漂ってはいるものの、かわいらしく出来上がっているなというのが感想です。
Voの声がいい雰囲気出してます。ライブ見てこえかけたようなこと言っていましたが、Voがあわせてるというより、Voの声のための曲というかんじ。
まったりとした休日にふと聴きたくなるアルバムです。
音ヲ孕ム
曲自体はボーカルの方が作った物をアレンジし直すといったやり方だった様です。
1曲くらいはらしさはあるものの、なんだかメロディーがらしくないなぁと思っていました。
しかし全体的に聴きやすいと思います。
ただ得意のノイズが、あってもなくても。。という感じにちりばめられているのが
少し残念だなと思いました。
六花ノ音
待望の3rd、早速聴かせて頂きました。正に三部作のラストに相応しい完成度だと思います。
前作、前々作とのバランスは保ちつつも、今回は麻輝さんお得意のノイズ色が強めな感があります。
かと思えば、4曲目の「song 6」などは凄くしっとりして聴かせます。この曲のピアノは知る人ぞ知る、通称“エディ”こと三柴 理さん。この方の奏でる旋律は本当に素晴らしい、の一言に尽きます。
このアルバムで睡蓮は一つの区切りを迎えた様ですが、次からは本格的なフルアルバムのリリースを期待しております。