グリッター [DVD]
クリスオドネル主演の「プロポーズ」のカメオ出演を見ていたので、はっきり言ってマライアに主演は無理では?と思っていました。マライアの音楽がとっても好きなので、音楽だけでも楽しめればという気軽な気持ちで見てびっくり。映画に専念して仕事をしている俳優さんに比べれば、対したことはないのかもしれませんが、違和感なく最後まで見ることが出来ました。かなり演技の勉強をしたんだなあという努力のあとが見えます。ストーリー的にはもう少しひねりがほしいところですが、80年代~90年代前半の音楽が好きな人には、話がそのころから始まるので、懐かしい感じのする映画だと思います。共演のマックスビズリーが繊細なキャラクターを好演しいて、そこも見所かもしれません。私はこの映画でファンにな!りました。何も考えず、ただ娯楽としてマライアの音楽を楽しむにはお勧めの1本です。
オープン・アームズ~グレイテスト・ヒッツ
昔いやというほど聞いたレコードがある。
久しぶりに聴いたとしてもたぶん聞き飽きたときの気分にしかならないかも知れない。
そう思って恐る恐る聴いてみた。
でも違っていた。あの頃以上の体験だった。
当時若くてわからなかったものも聞こえた。
そしてあの頃感じていた魅力もまったく変わらずにあった。
こんなに完璧なバンドだったんだ。
90年代以降、自分が愛した音楽はすべて懐メロになり捨てられてしまったと思った頃もあった。
いやいや、そんなはずはないのだよ。
人生の経験と同じで音楽もまた心の一部だ、そうそうきれいに片付けられてたまるか。
彼らなくして今の私はない。自分のルーツに彼らがあることが誇らしい。
世の中の流行は一時のものだ。その人にとって重要な音楽は不変だ。
などと重々しく感じ入ってしまいました。
Journey には感情が揺さぶられる。昔も今も。