キッチン [DVD]
ヒロイン役を務めたのが川原亜矢子だったなんて、「ユリイカ」の少女役が宮崎あおいだったことを知ったとき以来の驚きです。
この映画は人ぞ知る森田芳光の失敗作。吉本ばななのベストセラーの映画化ということで、できるだけセンセーショナルに売ろうとしていたらしいのですが、できた映画は明らかに芸術志向。作品の内容とマーケッティングの認識のズレが間違いのもとだったのでしょう。
じつは私、原作も読んでいて、こっちのほうにはあんまり感心しないんです。表題作より「満月」(だったかな?名前は忘れましたが)のほうが明らかに出来がよく、どうしてこちらを表に出さないのだろうと思っていました。そうなったのは、おそらくゲイの「母親」という家族設定が風俗として新しいと思った出版社の販売戦略のせいだと私は考えています。
で、映画のほうはというと、正直のところドラマとしてはよろしくない。素人起用と橋爪功の演技にギャップができて違和感があったし、最後には物語がダレて影像が説明的になってしまった。その分減点1。
そのほかは意外とよかったんですよ。なんといっても函館の町がきれい。路面電車の影像がおもしろくて、ターミナルで主人公が電車を下りるロングショットなど、いまでもはっきり覚えています。路面電車というのは映画の重要なアイテム。アンゲロプロスの「永遠と一日」(あれはバスだったかな?)にも主役級の舞台装置として使われているし、侯孝賢の「珈琲時光」でも都電荒川線が実に印象的でした。この映画の主役はじつは函館の町だったのだと思います。
1970年代にはすっかり低迷していた日本映画が80年代に「遠雷」や「セーラー服と機関銃」などで復活したのは、日本の映画作りの伝統を研究しなおし、失敗を恐れずに実験的な影像作成に挑戦したことによるもの。この映画も80年代映画のいい面をたっぷり持っている佳作だと思います。他のサイトでは酷評されているだけに、惜しい話です。
トリック -劇場版- 超完全版 [DVD]
石原刑事最後の作品。その意味でシリーズの集大成ともいえるものになっていると思います。不思議な因習の村・亀ネタ・コンプレックスネタなどトリックの王道をいくような内容で、ラストに映画っぽくちょっとスケールを大きくしていますが基本的にSP版といった感じです。
トリックファンもそうでない方も楽しめる作品ではないかと思います。
hanabaloon大西様迅速に配送いただきありがとうございました。
over the rainbow
虹野沙希と言うキャラの魅力を知るには事足りるアルバム。
特にファーストシングルにもなっている「出会えて良かった」は感動的なストーリーだった「ときめきメモリアルドラマシリーズVol.1 虹色の青春」のエンディングテーマだったので一度最後までプレイした事のある自分にとっては思い入れのある曲です。
ジャケットのきらめき高校の夏服の制服姿の彼女は惹かれますね。
個人的には「嫁さんのCD」です。彼女を俺の嫁にしてるんでね。
ですので私は高評価を下しました。
私が楽曲について評価するなら、嫁さんの歌だから全部良いに決まってるだろうです。
マジで言うなら今、「ときメモ」をやって彼女にき惹かれたなら聞いても損はないと言う事ですね。
TEAM! チーム男子を語ろう朝まで!
表紙の絵を見て「むむ?」と思い手に取った本だったんですが、
いやぁこれがすごい。
女子の萌える「チーム男子」への熱く滾る想いを、これでもかー!
とぶつけたステキな1冊でした。
おおふりの製作者へのインタビュー、吉本芸人の対談、
忘れちゃいけないテニミュ、テニミュ製作者への熱いインタビュー、
東映特撮や朝のテレビ小説も忘れない芸の細やかさ。
対談がものすごい充実っぷりで、なんだかこー、いろんな意味で
「そこまであからさまに言っちゃっていいの〜?
そこはホラ、女子だけの秘密でしょ!」ってことまでぶっちゃけすぎ!
チーム男子のマネージャーになりたい人にはまったくオススメしませんが、
(というか意味わからないからお金の無駄ね)
放課後の運動部の練習風景を眺めているのがなんだか楽しいな〜という思い出がある女子は
こそっと覗いてみるといいと思います。
「俺たちは天使だ」の市川森一氏にインタビューとか、昭和歌謡を半田健が語っているとか、
当然のように必殺を荻野ペリーさんが語ってるとか、各方面が漏れなく濃い!
胸焼けしそうなほど濃いです(笑)
バイバイ(DVD付)
他の方はどう思われようと、
私は 里田まいの大ファンなので、
文句なく買いですよ!
曲の出来栄えも悪くないと思います、
里田にはこれからも頑張っていってほしいのですが、番組が終了時にどうなるのかが…
DVDをマルチアングルで里田だけ…セクシー&キュート一挙両得でっせ!