KINGDOM HEARTS(キングダム ハーツ)
私は友人からこのゲームを貸してもらいプレイしました。
初めはそんなに必死では無かったのですが、進めていくうちに次の話やステージがとても気になって気になっていき・・・
いつの間にか徹夜、徹夜の日々になっていました。
飽きっぽい私でもハマらせてくれたゲームです。楽しかったです!
得に良かったのがグラフィック。
まるで映画でも観ているかのような綺麗さでした。
そして、主題歌の『光』も場面場面の切り替えで上手く流れていて感動しました。
少し残念だったのがFFキャラの活躍。もう少し活躍して欲しかったなと思いました。
でも、キャラ達の表情が可愛くて豊かだったので愛着が湧きました(敵にまで・・)
声もしっかり入ってて嬉しい!
アクションは少し物足りなかったかなと思いました。
特殊攻撃や必殺技がもっとあれば私的に楽しさ倍増してたかもしれません。
それから操作がボスの時などで少し苦労しました。慣れたら以外と簡単かもしれません。
ストーリーは少し難しかったです。
でも、それでこその奥深さや主人公やその周りの仲間を見ていくになんとなく分かってきて
ギャグありシリアスありで自分もその世界にいるような気分にさせてくれました。
そのせいなのか、エンディングではボロ泣き。とても感動しました。
続きある予感!が的中して続編等が出てますが、まだ発売未定のキングダム・ハーツIIが得に期待大!です!
是非、プレイしたいものです。そして、お勧めします!
衣裳術
映画の衣裳を作っている人をあなたは意識したことがありますか?
トップスタイリスト、衣裳デザイナーとして数々の衣裳を手掛けてきた北村道子さん。
一番新しいものだと「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」の衣裳を手がけたのが北村さんです。他にも「メゾン・ド・ヒミコ」や「アカルイミライ」など二十本以上を手掛けています。
この本の前半は北村さんによる衣裳の写真が収録されており、作品集を見るような感覚で彼女の手掛けてきた映画衣裳がたどれます。写真は高柳悟氏によるもので、つい見入ってしまうような美しさ。
浅野忠信、オダギリジョー、伊勢谷友介、松田龍平を始めとするそうそうたる面子が登場します。
役者達が身にまとっているのはあくまで衣裳であり、ときに奇抜であったりするのだけれども、着せられている感が一切ないな、と思いました。
特に私は岡元夕紀子さんの着物姿にうっとりとしました。
写真だけでもかなり満足でしたが、後半のロングインタビューが何しろ濃いです。彼女の服に対する思い、衣裳術はもちろんのこと、生き方や思考に触れられます。
北村道子の肩書きはスタイリスト、衣裳デザイナーだけれども、北村道子という人自身は、同時にクリエイターであり、アーティストであると感じました。
北村さんの世界が詰まった上品で豪華な本です。
今まで北村道子さんの存在を知らなかった人にも楽しんでいただける内容です。
BOHEMIAN SUMMER 2000 [VHS]
数あるDVDのライブタイトルの中でも品質の高い一枚です。音声が5.1チャンネルにも対応おり2チャンネルで聞いた場合でも彼女のヴォーカルがしっかり存在しており、ライブの臨場感と題してボーカルが散ることなく収録されていて、彼女のファンでなくとも一見の価値あり。密度の濃い2時間あまりのライブDVDに仕上がってます。
ULTRA BLUE
この人のアルバムは全部ききましたが、このアルバムには心底、撃ち抜かれました。
前回までのアルバムにも感じましたが、今回は特に「文学的」な匂いが強く、
言葉えらびのセンスの良さはもちろん、とても内省的で、心の一枚底にある深海のような世界をつくりあげることに成功してます。
実験的な楽曲が多いのも特徴ですが、それがちゃんと板についていて、実験作によくありがちな「カタ苦しさ」が全然ありません。新しい音楽でありながら、どこかしら伝統的な日本のメロディを感じさせるところもあり、不思議と「懐かしい」気持ちにさせられました。
前作「Deep River」も完成度が高かったですが、今作と比べると色あせて思えてしまうほど。
「前衛性」と「大衆性」とがここまでバランスのとれたアルバムをつくれる日本人は、もしかしたら現在、彼女しかいないかもしれません。
まさに天才。としか言いようが無い!