新・平家物語 [DVD]
お待ちしていました、探していたら、これが出るところで
待っていたのでした。
スカパでもちらと視たものの、ほんのちらだったので、
気になって仕方無くて。
非常に面白く、興味深いです。
ふつーの平家物語では多分ここまでは無いでしょう、
清盛の若い頃からのお話、出生の秘密からで、
ぱっと見、非常に人間的、人間味があるなあと、
平家物語の堅いイメージとは、全く違った印象。
清盛もその父も母も誰も、人間であることは間違い無い
のであるけれど、そこは既に伝説化している今日、
リアルさにも非常に感銘を受けた次第でした。
何と言っても、清盛を雷蔵様!!!がされるなんて、
わたし的には一石二鳥というか何というか、物凄くらっきー!!!
表紙の眉が凄いなあと笑っていたら、そうだ、清盛の眉だもの、
あはは・・、あんな凄い眉だわね・・。
それはさて置き、わたし自身のルーツを探ろうとは、
昔はほぼ思ってもみなかったのだけれど、先祖を知る事は
既にわたしの勝手に義務化しているので、これは物凄い収穫であった。
映画、映像という、素晴らしい手段で観せて頂けるのだから、
こんな良い手は無い。
平家について、大体しかまだ知らないので、これから
かなり大変な量の学習が必要なようである。
60歳までには基礎の全部を知り尽くしたい、以後はそれらを
もっと掘り下げてゆく、あくまでも予定である。
この度、この作品により清盛の母が、
どんな人であったのか、どうあったのか、ありありと解かったような、
これは映画の中だけの話なのだろうか??
その他、何もかも興味津々である。
@平 は勿論、未だ、忠 とか 時 とか、うちの親戚の名にあったりする。
うちがどの位置付けであったのか、いつか突き止めたいものだ。
平家の群像 物語から史実へ (岩波新書)
平家については、「平家にあらずんば人にあらず」といった夜郎自大で統治能力に欠けた「貴族化した武士集団」と言う知識で過ごしてきた。今回本書に接して、自分のそういった無知ぶりがいささか恥ずかしくなった。
本書は数々の古文書の資料批判を通して、学問的な水準を維持しながら、そこに現れてくる平家の公達たち一人一人を活き活きと描き出している。宮廷の位階官職や専門用語についても一般読者が判るように適切な解説を加えているのが嬉しい。
歴史の構造的部分にも力を入れている。武士社会を切り開いたのは、世上いわれているような源氏ではなく、実は平家であるとし、これに六波羅幕府という名称を与える。また平家王朝設立の企てもあったと書く。確かに平家には、藤原氏の「天皇の外戚」という役割を大きく越えるところがあった。さらに源氏の蜂起が短時間の内に全国に拡大したのは、単なる源平の争いを越えた、律令国家に対する全国規模の内乱であることを示唆する。
より興味深かったのは、頼朝の決起から平家滅亡までに5年かかったのは、その間3年におよぶ大飢饉があったこと、鎌倉幕府の成立の「画期」を頼朝が朝廷から東海・東山両道の行政権を認められた1183年としたこと、平氏が九州で勢力を盛り返したと類書に記される史実が、実は平氏は九州から追い出されたのであり、義仲と休戦協定を結ぼうとしてつかの間の小康状態を得ていたとする部分である。
書名が示すように、著者が最も力を入れているのは「平氏の群像」であり、その中心に惟盛と重衡をおく。二人とも思いがけない大任を担い、その末路は対照的であるが、どちらにも共感を覚える。その他、武士としての意地を貫き通した者、ひたすら右顧左眄した者など、公達だけでなく主要な御家人たち--私が特に興味深かったのは阿波民部太夫田口成良であるが--を網羅しているのも楽しい。平氏の群像は『平家物語』の不確かさを指摘されて一層、現代に活き活きと伝わってくるものがある。
小書ながら読み応え確かな良書である。
DEATH NOTE デスノート / DEATH NOTE デスノート the Last name complete set [DVD]
3年前に公開されたにもかかわらず「邦画」というだけで食わず嫌い状態でした。しかし今年テレビで流れて「これはなんなんだ」という衝撃で、それ以来遅れたマイブームで、周囲が呆れる程はまっています。そのきっかけを与えてくれたこのDVD.何回前後編見ても飽きません。
原作を今更ながら読んでいますが、あの中身をよく2本にまとめたなと思わずにいられません。そして漫画を読んだからこそ実写版の魅力が浮き彫りになっているように思います。主役の2人がキャラクターそのものというのも一因でしょうね。これまで漫画が実写になって裏切られ続けた私からすると、とても満足のいく内容でした。皆さんかいてますが私もL役の松山ケンイチさん、CMで幾度となくみているはずなのに全く判りませんでした。
クイック・ジャパン99
ももクロの有安杏果インタビュー目当てで購入しました。
その経歴について何となくは知ってましたが、今回のインタビューで衝撃を受けました。
芸歴=年齢。しかし順風満帆な時など無く、何度も挫折を味わい、それを乗り越えようとただひたすらに努力を続ける。 正に彼女は今の居場所を自らの努力で掴み穫ったのだ。
中野でソロの時に泣き出してしまった理由。その強い思いもこのインタビューで知ることができる。
もっと突っ込んで聞いて欲しい部分もあったが、それはまた別の機会に。
オードリーの特集も面白かったです。
他にも面白い記事は色々あるのですが、何か「宣伝ありきのインタビュー」が多かったのが気になった。