Janis Joplin - Summertime ジャニス・ジョプリンモバイル

Cheap Thrills

厳密にはBig Brother and Holding Company名義のアルバム。San Franciscoにあった、当時のロックの殿堂、Filmore Westで'67年に録音されたもの。これだけ聞き手の心を揺さぶるソウルフルな女性ボ-カリストは他にいない。Jazzでもたくさんの名演が残っている'Summertime'における熱唱は正にロックボ-カルの権化を思わせる。エレクトロニクスを駆使したピカピカの音に慣れている若いリスナ-にはサウンドは古く感じるかもしれないが、本来のロックミュ-ジックのエッセンスがぎっしり詰まっている。バックの演奏もSam.Andrewのギタ-を始めテンションの高い熱い演奏を繰り広げている。(5),(7)（Big Mama Thorntonで有名)ではブル-ズを熱唱している。このアルバムは彼女の作品の中でも３本の指に入る名作である。

Janis Joplin S Greatest Hits (the J

ジャニスを超えるソウルフルな歌手を見たことがない．

彼女の歌声から伝わるものは「生気」そのものである．

とても生々しく感情が伝わってくる．

是非多くの人に聞いていただきたい．

パール

「ロックの女王」のジャニスの力作です。
かすれたハスキーボイスでの絶叫もあれば、やさしくささやく歌もあります。
好きな歌は伴奏なしの「メルセデス・ベンツ」貧しく若い女性の欲しいものへの願いが歌われます。
それから、「ミー・アンド・ボギーマリー」の中の「自由とは失うものがないことの別の表現」なんてのも印象に残ります。
「ムーブ・オーバー」これは自分を振った男がまだ未練がありそうなので、「あっちへ行け！」と追い払う歌です。
青春の情熱の激しさ、時には恋しくなりますね。
麻薬での早逝がまた神話を生んだともいえるのですが。