アナザー・デイ [DVD]
2ndアルバム収録曲全曲と未発表曲、そしてアコースティックヴァージョンが収録されてるDVDです。プロモーションビデオは入ってなかったのですが、ドキュメンタリーを見るといかに自分の作った曲を愛しているのかがわかる内容となっています。歌っている姿をテレビで見れるだけでも十分嬉しいのですが、LENE MARLINというアーティストのことをより知れるという点でファンなら見て損なしではないでしょうか。
映像の方もアルバムと同じく、派手さはないけど控えめで非常にセンスが良かったです。
Another Day
これを購入した日の精神状態はかなりひどかったんです。
帰宅してすぐ聴きました。歌詞もよく分からないのになんとなく感じられる
物悲しいイメージと自分の気持ちが重なってただ涙がこぼれていました。
レネの抑えたボーカルがただ寄り添ってくれているって感じで。
ほんとその日の精神状態によっては悲しい気持ちが増すだけであんまり
救われないしテンション下がる一方なんですけど
それでもまた聴きたくなるって感じです。不思議な雰囲気が流れている
アルバムでした。わからないですけどたぶん一生モノと呼んでも
いいものに出会えたのかもしれません。
アナザー・デイ (CCCD)
i-Podをはじめとする携帯プレイヤーが音楽を愛する人々の生活の一部となってきた現在、未だにCCCD(コピーコントロールCD)で新譜を発売するメーカーはまさに時代の趨勢を読み違えてるといえるだろう。一部の心無いユーザーのために音楽を愛する人までを一律に巻き添えにするCCCDは、音楽が空気のように日常に染込んいる人々の生活を奪うといっても大げさではない。好きな音楽をあらゆる日常のシーンで聴くことを許さないCCCDは、音楽が人のナイーブな部分といかに切ってもきれない関係だということを無視しているメーカー側のエゴが思いっきり露呈している規制ではないだろうか。
前置きが長くなってしまった。僕が言いたいのは音楽を愛する人の心を激しく揺さぶるこのレネマーリンのセカンドアルバムがCCCD以外で購入できるのはこのUK版のみであるということだ。つまり、レネという素晴らしきアーティストの曲を携帯音楽プレイヤーで聴くためには、国内盤を買った人でさえ現状ではこのUK盤を購入しなければいけないということだ。何たる理不尽さだろうか。あのレネの声を持ち運ぶにはこれを再び購入するしかないのである。僕なんか携帯音楽プレイヤーに入れるためにこれを購入してしまった。アーティストを愛する人がCCCDのために同じ内容のアルバムを2枚買う…どう考えてもおかしい。レネの3rdアルバムもCCCDだった…音楽を聴く自由を奪うということは生きている自由を奪うと一緒だ!!! あえて言いたい。レネマーリンの音楽性が素晴らしいからこそ言いたい。
Twist the Truth
レネのデビューから聴いていますがこのアルバムは最高です。
私はセカンドの暗さや自分自身の心情を唄うレネが好きでしたが
このアルバムはセカンドを遥かに凌ぐメロディーラインと
そして心情が、あふれ出ています。
サラやスザンヌとは違うスタンスで心を虜にし離れられない位の
温かさや痛み、悲しみを感じるはずです。
カーラボノフよりも繊細で壊れそうで、サラの強さや温かさとは
違い、ただそこにずっと居たくなるような・・・
是非、真空管アンプの傍に置いてあげてください。
しかしこの様な素晴らしいアルバムが日本人には受け入れられな
いのか、日本で発売されないのか、コピーコントロールの様な
不要なプログラムが入っているのかそれが悲しいです。
プレイング・マイ・ゲーム
ノルウェーから届けられた聖なる歌声。魂に染み渡る声。
一度聞くと忘れられなくなります。
特に「unforgivable sinner」は、ギターの切ない音とレネの伸びやかな声が見事に絡み合っていて聴きごたえ十分!
疲れたときに聴くと癒されます。