クリプティック・ライティングス
スラッシュ・メタルっぽさがかなり希薄になったため、不満のあるファンも多いでしょうが、前作「YOUTHANASIA」よりずっと曲の質が良くなっており、後期メガデスの代表作といえる作品になっています。"TRUST""ALMOST HONEST""USE THE MAN"と続く最初の流れが個人的には一番のお気に入りで、"A SECRET PLACE""SHE-WOLF"などもカッコイイ曲です。プロデューサーのダン・ハフがいい仕事してます。
キャピトル・パニッシュメント:ザ・メガデス・イヤーズ
2000年発表の初ベストアルバム。
キャピトル在籍時の『Peace Sells』から『Risk』までの中からチョイスされた13曲と、新曲『Kill the King』『Dread & the Fugitive Mind』の2曲、そして16曲目に過去のイントロや間奏やライヴ音源やらをミックスした不思議なトラックが収録されており、結構楽しい作りとなっております。
個人的にはMEGADETHをほったらかしにしたキャピトルの商法に乗りたくはなかったのですが、やっぱり買ってしまいました。
MEGADETH入門盤として購入されるなら、是非ともお勧めしますよ。
月刊F・S・B創刊号~愛されたい!カメレオン~
「月刊F・S・B創刊号~愛されたい!カメレオン~」というタイトルは後づけであり、
CDケースには「CHAMELEON」としか書かれていない。こちらが元のタイトルだと思われる。
さて内容は洋楽カバーとF・S・Bのこれまでの曲のセルフカバーである。
ボリュームに物足りなさはあるかもしれないが、良質の作品集だと思われる。
冬樹ボーカルの『My Sharona』に注目である。
ズーム ギター用デイヴ・ムステインモデルマルチエフェクター G2.1DM
マルチエフェクターを使ったのは初だったのですが、案外操作もしやすく良かったです。
お目当てのデイヴのギターサウンドの方は、自分が思っていたよりもクオリティが高く、驚きました。
特にHead crusherのギターサウンドが最高で、メガデスのファンには良く分かると思いますが切れ味鋭いメガデス独特の歪みがお気に入りです!
Hidden Treasures
1995年にリリースされた企画盤。
『Youthanasia』収録曲『A Tout Le Monde』で幕を開け、デモ曲『Symphony of Destruction』『Architecture of Aggression』『New World Order』、【Alice Cooper】(スペル合ってるかな…)のカヴァー『No More Mr. Nice Guy』、国内盤にはサービストラックで収められている『Breakpoint』『Go to Hell』、アルバム未収録トラック『Angry Again』『99 Ways to Die』『Diadems』、【Black Sabbath】のカヴァー、車のCMソングとして記憶に新しい『Paranoid』、【Sex Pistols】のカヴァー『Problems』。
スタジオアルバムと較べても聴き劣りのしない12曲。
是非とも一度お試しあれ!