風遙か(PS2用ソフト「薄桜鬼 黎明録」オープニングテーマ)
吉岡亜衣加さんの歌声は凛とした強さと儚さを
感じさせてくれて、情感たっぷりに歌い上げています。
今回の詞と曲の世界観は、吉岡さんの魅力、声質に
ぴったりだと想いました。
「風遙か」は大切な人を遠くから見つめる女性の
祈りの心情が深く描き込まれていて、涙なしでは
聞けませんでした。
言葉の1つ1つがすごく切なくて…強い覚悟のような
ものを感じて、聞き終えた時、溢れんばかりの
優しさで勇気づけられたような気持ちになりました。
じわじわと盛り上がる曲調に合わせて熱い感情が
こみ上げてくる感じがよかったです。
「消えない虹」はバラードです。
こちらも美しいメロディーでじっくり詞を噛みしめて
聞き入ってしまいました。
人生の儚さを感じて、今ある幸せを願う主人公の
祈りに自然と涙が溢れてしまいました。
名曲だと想います。
美しく青きドナウ/ウィンナ・ワルツ名曲集
各社からいろいろ(クラシックの定番企画)
ウィンナ・ワルツものがリリースされていますが
このCDを一家に一枚置いていたら、それで十分!
(ワルツではないがこのCDに入ってない有名所は
喜歌劇「こうもり」序曲ぐらいだ) このCDがあなたを「何処でもウィーン」気分に
誘ってくれます。
とにかく騙されたと思って一度聴いてみて
下さいよ。特にクラシックを普段聴かない人に
オススメです♪♪
ちょびっツ キャラクターソング・コレクション
最初の、ちぃの歌だという“I hear you everywhere”は衝撃的でした。
最初は秀樹を想うラブソングなんだなと聴いていたら、最後に至って、
実は想い人と別れざるを得なかったフレイヤの叫びと分かって
椅子から立てなくなった。黒ちぃの歌なんですね。
最後のノイズの入るつぶやきがとても切ない。
この1曲で“ちょびっツ”全編を表現しきっているんじゃないか。
1番目のこの曲だけで、十分入手した価値がありました。
その後、ROUND TABLEらしい軽快なメロディアスな秀樹の“Sing a Song”
に始まり、“ちょびっツ”の主なメンバーがそれぞれの抱える思いを
歌ったものが続きます。歌詞は聴けば聴くほど素敵です。
悲しい想いを悩みながら越えてゆく稔と柚姫の“ビヨンド”、
遠くから見守るしかない悲しみをたたえた日比谷さんの“記憶の扉”、
大変なはずなのにお気楽な新保とすももの“Groove☆Master”、・・・。
それにしても、ちぃ:田中理恵さんの歌のうまさは圧倒的ですね。