これでいいのか千葉県東葛エリア (地域批評シリーズ日本の特別地域 14)
私は、生まれも育ちも柏市、典型的な東葛民(千葉都民ではない)です。
昨晩、柏そごうの浅野書店でこの本を見かけて、衝動買いしましたが、とても面白くて、一気に読んでしまいました。
首都圏のなかでも、千葉県のなかでもマイナーな、東葛エリア6市の姿や、人々の生態や本音が、とても的確に描かれた、秀逸な本だと思いました。
1)柏の話題
「現時点では柏市が、東葛のなかでは経済文化面で一人勝ちしている」
「柏市民が"東葛の中心意識"を持ち、周辺市(松戸を除く)に対して"上から目線"を注いでいる」
「でも周辺市からみれば、柏も"地方都市のひとつ"に過ぎず、柏市民が思うほどのパワーはない」
「それでも、遊びも買物も、交通アクセスも教育機関も、柏に一極集中しているので、周辺市の人々は、子供の頃から柏に自然に溶け込んでいく」
「松戸と野田は、経済面での柏優位を受け入れつつも、政治的には時々、柏に煮え湯を飲ますことがある」
2)それ以外の都市の話題
「松戸が、柏と北千住の繁栄の狭間で、ひとり取り残されているが、街が古すぎて、変わりたくても変われない」
「これまで僻地だった流山が、TXの開通により、ベッドタウンとしての魅力を一気に増した」
「我孫子は、ベッドタウンとしてのスペックは悪くないが、他所から人を呼び込むほどの魅力はない」
「野田は、今も昔も、マイペース。我が街には醤油しかないことを素直に認め、人々は柏の都市機能をうまく利用している。」
「鎌ヶ谷の影の薄さは、スカイアクセス線が通っても変わらない。」
読後感もさわやかで、「東葛に生まれて良かった」と思いましたよ。交通アクセスが便利とは言い難い、我が東葛エリアをくまなく取材した方々に感謝です。
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笑えます!
泣けます!
お母さん、やっぱりいい味だしてます(笑
みかんが小さい頃の話があるのですが、思わず号泣(T_T)
あたしンちはオススメ作品です(・∀・)