宇宙戦艦ヤマト/真赤なスカーフ
待望のささきいさおさんによる、新録版主題歌。
さて、流石にささきいさおさんも、かなりのお年です。
オリジナルに比べると歌声もかなり太く、また、「完結編」での「’83」に比べると力強さが弱いです。
また、伴奏の音がかなり前面に出てきていて、ちょっとボーカルを阻害しているように感じられます。
しかしさすがの御大、歌声に込められた演技力が素晴らしいです。
そう云った意味でも、アップテンポの「宇宙戦艦ヤマト」よりも、「真赤なスカーフ」が最高です。
この歌は、まさに“男”の唄です。男の甘さ、渋さ、ロマン、優しさ、哀しさ。
オリジナルを越える“心”が、この「真赤なスカーフ」には満ちています。
あと、オリジナルと違ってコーラスは入っていません。それがまた、ヤマトの展望室でひとり、
この唄を口ずさんでいるような情景を思い浮かべるのです。
いやぁ、今のアニメでこのような歌がリリースされるのは、まさに奇蹟です。
「真赤なスカーフ」も、「宇宙戦艦ヤマト2199」本編で使用されれば、最高です。
またCDの歌詞カードには、伴奏を担当したミュージシャンの名前がきちんとクレジットされていて、それも素晴らしいです。
1/500 ニューコズミックヤマト (宇宙戦艦ヤマト)
ヤマトのプラモとしては最大の物です。大きくて迫力があります。
おまけにゼンマイ動力がオミットされたアナライザーのキットが付属しているのも、ポイントの一つですが・・・。
一番の問題点は、艦橋部分等に、イメージモデルの部品を共有していることにあります。
ぱっと見は気がつかないのですが、第3砲塔の大きさが、第1・2砲塔より小さい!あらら・・・・これは困りました・・・。
ということで、製作の際はここがネックになるので、もう一つ買って2個いちにするか、型取り複製するか、部品請求するか、気にしないで製作を進めるかになります。あと、艦橋の窓数も違っているので・・・・。
でも、全体の雰囲気と、大きさから来る迫力は、文句なしですよ、ほんと。
特打ヒーローズ 宇宙戦艦ヤマト コンプリートBOX (説明扉付きスリムパッケージ版)
大学4年生にもなってキーボードを見ながらでないと文字を打てない自分が情けなくて、タイピング練習を決意しました。
普通のタイピングソフトでは飽きるかなと思い、「宇宙戦艦ヤマト」でれんしゅうすることにしました。
過去の「タイピング波動砲」、「タイピングワープ」、「タイピング拡散波動砲」の三作が一枚のDVD−ROMに入っています。
「時事」「日常」「ヤマト語録」の中からランダムに表示される文字を打ち込み敵を倒したりしながらステージクリアを目指すゲームです。文字を打ち込んだ後の主砲の発射音や移動音は「ヤマト」そのもので打ち込み甲斐があります。標的を撃つだけでなくシュミレーション性があるステージもあるので飽きません。
戦闘画面は3Dで再現されていてとても迫力があります。ショートアニメもアレンジされて入っています。戦闘中も「主砲発射!!(古代 進)」や「格納庫被弾!!(太田)」などボイスが入るので熱が入ります。声優さんはPS2ゲーム「宇宙戦艦ヤマト」と同じです。
以下、個々の説明です。
「タイピング拡散波動砲」
私のようなキーボード練習初心者の方は「タイピング拡散波動砲」からプレイすることをオススメします。なぜなら難易度設定(易、中、難の三段階)ができることと、練習の場が多く設けられているからです。タイピング初心者教室(講師 古代進)もあります。
一通り練習したら本編には進まずにミニゲームの「南部の射撃訓練」で練習しましょう。本編と同じ文章入力ゲームです。このミニゲームは制限時間が無いのでゆっくり入力することができるので良い練習になります。
次に本編を難易度「易(制限時間が極端に長いのでプレイしやすい)」でプレイすれば約二週間でキーボードを見ずに入力できるようになります。
ハイスコアも閲覧できるので一度クリアしても自分との戦いに挑戦しましょう。
「宇宙戦艦ヤマト 1,2,3、映画」がベース。
「タイピング波動砲」
難易度設定ができないです。前半ステージは初心者向けで後半ステージは上級者向けです。所々に「さらば 宇宙戦艦ヤマト」のアニメのワンシーンが入っています。隠しステージ有り。「さらば 宇宙戦艦ヤマト」がベース。
「タイピングワープ」
難易度設定ができます。しかし、「易」にしても制限時間が短く、にわか中級者程度では最初のステージもクリアできません(私は最初のステージで止まっています)。隠し要素有り。
「宇宙戦艦ヤマト(一作目)」がベース。
宇宙戦艦ヤマトが大好きなのでタイピング練習も苦になりませんでした。特打シリーズはいろいろな作品が出ているので自分の好きな作品で練習するのが一番速くモノにできると思います。
ビスタ対応です。
宇宙戦艦ヤマト DVD MEMORIAL BOX
74年の作品だが今見ても大きな感動がある。大戦艦が進む様子をいろんなパンショットで描かれる。いまのCGではなくコマがわかるけれど手書きでこのショットを描くことに芸術性を感じる。スターウォーズのスタークルーザーのパンショットよりもはるかに複雑で動きを感じさせるショットだ。この最高にかっこよく描かれた戦艦に日本中が魅せられたのだ。
そして折れるようにたおやかな森雪とスターシャの美しさ。古代守に抱きすくめられたときのスターシャの動きは、今絶対誰もまねすることはできないだろう。
最後に言うまでもなく音楽。どの曲をとってもすばらしい。たかがアニメシリーズ一本にこれだけ珠玉の曲がちりばめられたことってこれが最初で最後ではないか。
今見るとさすがにストーリーの論理性に矛盾を感じることがいっぱいあるけれど、ある意味そういうことに気にする必要もなくドラマに十分引き込まれる強さがそこにある。
ただ、あのきまぐれなデスラーに使えるヒス将軍は大変だったろうと思う。