LEGEND 80’S SERIES「ナムコ・アーケード 80’S」
上のレビューには「パックランド」が入っているかのように書かれていますが、残念ながら収録されていません。
それを抜きにしても、あのナムコ音源によるナムコサウンドは、いつ聞いてもワクワクできるフシギな魅力にあふれています。
シューティングゲームサイドVol.0 (GAMESIDE BOOKS)
ゲームサイドDXシューティング編とも言うべき内容。さらに改稿された部分もあり手抜きではない。
ナムコSTG、グラディウス、ダライアスというメジャークラスの物ばかりなのでマニアックなレトロゲーム等は触れられていない。R−TYPEも欲しかったような気も………。ガメシデで特集無かったか………。
一方でグラディウス系などはレトロゲーム部分も収録されているので、ヴァ―チャコンソールへの期待も湧き上がる………かもしれない。
シューティングと言う関係上、ストーリーや歴史は把握し辛いのだが、それを助ける一冊でもある。
シューティングゲームと言う文化を分析する読み物としてもいける。
スーパーゼビウス
当時12インチシングルで発売され、その後CD時代になってもちっとも再発されずに我々を哀しませてきた本作(前作「ビデオ・ゲーム・ミュージック」と次作「リターン・オブ・ビデオ・ゲーム・ミュージック」は、「リターン~」のB面を削って1枚にまとめられ「ベスト・オブ・ビデオ・ゲーム・ミュージック」として発売されていた)。
そしてようやく「LEGEND」シリーズとして再発され、久しぶりに聞いてもその鮮烈さには一切のほころびはなく、当時の衝撃が蘇ってくる。
アナログA面をまるまる使った“スーパーゼビウス”の壮絶っぷりに震え、オリジナル音源発表前の「ギャプラス」逆星流音の緊張感にシビれ、「ドルアーガ」エンディングテーマの荘厳な雰囲気に酔う…贅沢な1枚です。
ザ・リターン・オブ・ビデオ・ゲーム・ミュージック
ゲームミュージックが古くはYMOの1st、YMO散開後の細野さん監修のシリーズとして世に出るようになった。
All About NAMCOなんていうゲームミュージックの譜面を元に、YAMAHAのミュージックコンピュータ(FM音源)でアレンジして楽しんでいた青年時代。大きく影響されていたのが、スーパーゼビウスとリターンオブビデオゲームミュージック。他のタイトルではゲームの音源を取り込んだだけに終始していた中、上記2タイトルは(ゲームが大好きな)ミュージシャンのアレンジが施され、音楽としての出来に大きな違いがあった。
その時代ゲームに熱中した30代(?)以外にも、テクノ(電子音楽)が好きなすべての人にチェックしてもらいたい一品。
Famidasライト ファミコンキャラ&メカ編 (ファミリーコンピュータディクショナリーオールラウンドシリーズ)
ファミコンの「キャラクターとメカ」に焦点を当てた全191Pの解説本です。
なんといってもこのボリュームでこのお値段!少し小さい本ですが大変お買い得かと思います。
文章はネタに走ったようなものはなく、比較的まじめなものが多いと思います。
解説は長いキャラで4ページ、短いキャラで1ページ、「コラム」で1/4ページほどで解説
されるキャラもいます。現在配信などでプレイ可能なゲームは、下段で紹介されています。
カラーとモノクロのページ比率は半々ぐらいでしょうか。
前半100ページでファミコン誕生の83年から94年まで、「ファミコンキャラ編」の解説、
残りで「ファミコンメカ編(戦闘機/ロボ/車両/etc..)」の解説という構成です。
定番のマリオ、ルイージ(公式/非公式でのコンプレックスキャラとしての弄られ具合が笑えます)
グリン&マロン(バイナリィランド)、パチ夫君など幅広いです。
個人的には「メカ編」でニチブツの「マグマックス」「テラクレスタ」が取り上げられていて、
しかも合体形態まで紹介されていたのが嬉しかったです。(ウイングギャリバーは無し。残念!)
「テラクレスタ」は当時合体パーツフィギュアつきのスナック菓子が売られていたと思います。
買い集めていくとかなり豪華な最終形態になったような・・誰かニヤリとしてくれると嬉しいです。
ちなみに「ツインビー」は戦闘機と解説されていますが、「キャラ」で紹介されます。
・・男社会にポップを持ち込んだという解説に笑いました。
ライター陣は以下です。
(海老まよ、風のイオナ、ジストリアス、シバリみっきぃ、毬夫、栗山大吾、恋パラ支部長、
酒缶、鴫原盛之、西村将浩、藤井ファール、山本悠作)