ビートルズ・セレブレイション !
大変耳にやさしい、なつかし感じのする選曲でした。ジャズが好きな方も、そうでない方でも一度は聞いたことがあるスダンダードな曲ばかりです。ヴォーカル曲が2曲あります。特に輝いていました。部屋を暗くして、リラックスし炊いときに聞くにはうってつけです。
Catching the Sun
さらなる成長を遂げた1枚。キャッチーで親しみやすいメロディーが売り。ここでも絶妙なアンサンブルと歌心を聞かせる。トップクラス一歩手前の仕上がり。むだなソロ回しがちょいとあるのでそこが減点箇所。
あとは理想的。10点中8点
ロード・スコラーズ
シティキッズまでを前期スパイロ・ジャイラとするならば、前期の曲の収録は殆ど無いのね。1996年までを中期とするならあまり好きな曲が無いんだけど、1997年にリリースされたこのCDは別物。ライブとは思えないクリアな音質にノリノリのライブ風味とアレンジの効いたソロやアンサンブルが聴かせるぞっ!ポピュラーグループとは一線を画すテクニックも流石だ。中期CDが石ころなら、このCDに収められている同じ曲は宝石に聴こえる。
モーニング・ダンス
リリース当時輸入盤(懐かしい!もちろんLP)しかなく、スパイロ・ジャイラというバンドの情報もほとんどなく、謎のバンドという感じでした。しかも既存のジャズやロックなどの特定のジャンルの匂いのしないところが、謎を深めました。雑誌の断片的な記事や口コミで徐々に広まって来ました。国内盤が出た頃には、好きな人はほとんど既に持っていました。
今聴いてもいいアルバムです。フュージョンと言えばこのアルバムは外せないでしょう。個人的にはこのアルバムのカリビアンな雰囲気が好きです。ジェイ・ベッケンシュタインのサックスの暖かいサウンドとスチール・ドラムのせいでしょうか?
スチール・ドラムはジャコ・パストリアスが使用したりして今では普通ですが、当時は何の音なのかわかりませんでした。スチール・ドラムを初めて聴いたのはこのアルバムだったのかもしれません。そういえば、バハマの海岸にはスチール・ドラムをやっているストリート・ミュージシャンがたくさんいました。
個人的にはこのアルバムから始まる3部作あたりが特に好きです。後年のスムース・ジャズ風なのはあまり好きになれません。
In Modern Times (Hybr)
"After Hours"の一曲目のタイトル通り、僕の受けた全体的なサウンドのイメージは、夜のリラックスタイムという感じですね。メロディが綺麗で透明感の多い曲が多く、アップテンポな曲からバラードまで良い感じです。これをかけて夜の高速をドライブしたり、夜の海の近くで聴いたらどんなにか良いことでしょうね。というより、やってみましょう!特には"OPEN DOOR"とか"YOUR TOUCH"とかいい感じ。都会的なサウンドですね。ジェイベッケンスティーンとトムシューマン。。いいですねぇ。。