ゆき姐の漫画エッセイ 英語と格闘 in New York
Wikipediaによると大学には進まなかった著者。英語を聞くだけで吐き気がしたが、40代で生後7ヶ月の子供と一緒に渡米。その時のドタバタをエッセイとマンガで軽妙にさらけ出した。子持ち・周囲の人々・偶然と言った要素がうまくからみあったようで、今では英語をしゃべるのも聞くのも大好きになった様子。
(英語学習法の本として)英語が大嫌いな人には、サバイバル英語を何とかするためのイントロとして良い。ポイントは外していないが、英語好き・TOEIC狙い・語学留学志望の人には短すぎるだろう。手厚くするか、ご主人が猛勉強をされた経験談がもう少し掘り下げてあったら、内容にもっと深みが出たかもしれない。
(海外生活のエッセイとして)これから海外生活をはじめるような、似た境遇の読者(特に既婚女性)は、この本を読めば未来予想図が見えるかも。網羅的な情報本ではない。現在進行形・過去形の読者は「こういうこともあったなー」と海外生活当初の苦労を思い出して大笑いしそう。
いずれにしても、息抜きにさらっと読む本。海外行きが決まったばかり、だけど英語に自信のない「未来の駐妻・研妻さん」への贈り物にいいかなと思いました。
ニューヨーク・ニューヨーク (第2巻) (白泉社文庫)
この作品を読むきっかけは友人の協力な後押しだった。最初は同性愛者の話としか把握していなかったので、読むのを拒んでいた。そう、私は同性愛者をテ-マとした書物が非常に苦手なのである。きっかけは昔別の友人に借りた同人誌に掲載されていたやおい漫画。ひたすら続く同性のセックスシ-ンに嫌悪感を抱いたからである。しかし、この作品は全く違っていた。主人公はメルとケインの二人。この二人が出会う事から始まるこの作品。彼等はすぐに惹かれあい、親密になる。でも、そこからがこの話の見所である。ケインは自分がゲイであることを両親にすら打ち明けられない。これは、ゲイに対する周囲の認識を恐れているからである。この作品はゲイの認識に対する社会的問題を交えて彼等の葛藤や、両親の理解、多面的に物事を捕らえ、忠実な心理描写を創りあげている。後半部分になると、もう同性愛などという枠にくくっていた自分が馬鹿らしくなってきてしまう、そんな作品である。
ニューヨークおしゃべりノート―地球の歩き方編集女子が見つけた、NY最強の楽しみ方教えます (地球の歩き方BOOKS)
これは面白い、、、
NY観光リピーターなら、
あっそうだぁ〜、こんな所も、へぇ〜?、とかやっぱNY又行きたい、、、みたいに思わせる楽しく、面白く、一気読み
そんなエッセイ集、、続編希望!!!