ドラえもん (6) (てんとう虫コミックス)
※印はてんコミ未収録作品
第6巻 ミニハウスでさわやかな夏 (第21巻に収録済み)
雲細工で遊ぼう (第16巻に「雲ざいくで遊ぼう」で収録済み)
※デンコーセッカ
魔法事典 (第37巻に収録済み)
念写カメラマン (第21巻に収録済み)
テスト・ロボット (第7巻に収録済み)
ハメルンチャルメラ (第41巻に収録済み)
※ヘリカメラ
サンタえんとつ (第19巻に収録済み)
※空高くたこを落とせ
ターザンパンツ (第31巻に収録済み)
箱庭スキー場 (第6巻に「はこ庭スキー場」で収録済み)
未確認生物学! (ナレッジエンタ読本13)
UMA研究家と東京理科大学准教授による、対談形式のUMA本。この本のハイライトは、現役の科学者がUMAについて語るという点でしょう。それはそれで大変貴重なことです。
今でこそ、さくだいおうさんの人気サイト「謎の巨大生物UMA」のように、「科学的」見解に触れることも増えてきました。しかし、リスクを顧みず、こうした場で語られた武村氏に敬意を表したいと思います。そこらへんの葛藤については、あとがきで披歴されており、「学者によるUMAの科学的検証」の障害であると、改めて実感した次第です。
本書については、あまりに多種のUMAを取り上げたため、内容に中途半端感が拭えない点が残念でした。できれば、「ネッシー」・「イエティ」位に絞った方が、内容として充実したと思います。
また、武村氏の踏み込みがやや甘く、事前にある程度のUMA情報に目を通してきたのかどうかも疑問が残りました。ただし、一つの事象を検証するについて、多分野からの専門的なアプローチが必要であり、踏み込みの甘さについては科学的態度としてセーブしたとも感じられます。
一方で、怪人系(?)UMAの項で、天野氏が遺伝子操作説を紹介したところ、武村氏がバッサバッサと切って落としています。ご自身の専門分野ということもあり、なかなか痛快です。その他にも、「ネッシー」の項で、自らにしっかり言質を取りながら、大胆な仮説を語る部分も一部あったりします。
今回、「ナレッジエンタ読本」という取っ付き易いシリーズゆえ、一分野の科学者の見解に留まっています。「未確認生物学!」とタイトルで言い切るのでしたら、多分野の学者を集めバッサバッサと切り合い(検証しあい)、存在の可能性も含めて仮説を構築していく過程も見てみたいものです。
本書では、UMA情報として目新しい内容はないかもしれませんが、「学者ミーツUMA」という視点で読むと、いくらか違った感想が出てくるのではないかと感じます。
From The Vaults 2
まさに日本のピンクフロイド。内容はピンクフロイドの上を行くかも知れません。30年位前に夢中になって聴いていた四人囃子ですが、久しぶりに聴くと懐かしさより新鮮さが先に感じられました。演奏も巧い(現在のテク優先の巧さではないですが)ですし、何と言ってもCDの音質がいい。また、当時のレコードには無かった音源が入っていて、久しぶりに興奮して聴けました。往年のプログレファンは、購入しても絶対に損はない内容ですね。
未確認動物UMAの謎 (ムー・スーパーミステリーブックス)
話題のUMAを最新の情報を交えて再構成した本で、カラーイラストや写真、図解などが半分以上を占め、とてもわかりやすく興味をそそる作りになっている。
しかし、明らかに捏造っぽかったり作り物にしか見えない写真なども多数混じっていて、どこまで本気なのか?と突っ込んでしまいそうになる。まぁ、こういう本は怪しい情報も含めた玉石混淆なデータの中でいろいろ未知の生物について思いを巡らすのが楽しいので、ある意味王道中の王道とも言える。昔あった「●●大百科」「●●大辞典」みたいなノリだと思えば正解であろう。
スカイフィッシュ、チュパカブラのような新参のUMAから、ネッシーやビッグフットのような古典的UMAまで幅広く網羅しているのはうれしい。
考察はかなり詳しいが学術的な価値は薄いように思う(笑)