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ドヴォルザーク:スターバト・マーテル
カヴァーのマドンナがCD本体にもプリントされ、ケース内側(CDの下になるところですね。)にはソリスト4人のコンサート時の写真がはいっている、とてもしゃれたデザインで素敵です。
演奏は、実演で聴いたらいいコンサートだったろうな、と思います。でも、録音となると、大人数の合唱の良さも散見されますし、はっとするような魅力的な部分もあるのですが、声楽にもっと余裕が欲しいと思います。これはソリストについてもです。
79分を超える長時間録音でこの曲がCD1枚というのが最大の魅力でしょうか。拍手はカットされています。
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ロビンとマリアン [DVD]
老いたロビンフッドの物語。
コスチューム劇ねえ、と思いつつ見たらこれがとんでもない傑作、オードリーとショーン・コネリーとの息もピッタリ、そして監督は何とリチャード・レスターだった。
十字軍から帰ってきたロビン・フッドが、シャーウッドの森に帰ると、かつての恋人「マリアン」は修道女になっていた。折しも国民はジョン王の圧制に苦しみ、国内は怨嗟の声で溢れていた。やがてロビンは国王打倒のため仲間たちと立ち上がる。
時代劇はオードリーのキャリアの中ではこの作品だけだ。彼女は肩の力を抜いて、まるで昨日のことのように生き生きと演じている。
スクリプトを読んで「大人の女としてのマリアン」に彼女のモチベーションは掻き立てられ、8年のブランクを破ることとなったのだそうだ。
ショーン・コネリーがこれまた素晴らしい。「風とライオン」などコスチューム劇にも実績があり、演技に安定感がある。これまた「大人の男」を演じるに余りある配役だろう。
時代劇とはいえ、ゼフィレッリ監督あたりとは一味違う映像感覚も見所、シャーウッドの森やノッチンガムの城塞、そして周辺の情景などフィールド全体をスケール感を持って捉えている。
とはいえいたずらにスペクタクルシーンなどを入れず、むしろそれをこじんまりと見せてしまう気取りのなさもレスター監督の感性か。二人の主役が等身大に描かれフォーカスのはっきりした明快な作品に仕上がっている。
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コンコード・フォー・カフェ・アプレミディ・グラン・クリュ
はずかしながらこのアルバムに出会うまで、コンコードというレーベルを知りませんでした。まさに大人のためのリラックスした音を楽しませてくれます。
特に、女性ジャズピアニスト Marian McPartlandによる、6."A delicate balance"は必聴!
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愛への帰還―光への道「奇跡の学習コース」
「ダビデ像の話」が記してあり、印象に残りました。
ミケンランジェロは「青年ダビデ像」(ゴリアテに対して勇敢に立ち向かっている彫像)を作成する時、
イメージにあった大理石を捜しまわります。
別の彫刻家が作成途中で捨ててしまった大理石を見つけて「これだ!」と、
ミケランジェロはその捨ててあった大理石にノミを当て始めたそうです。
ミケンランジェロは、「(見事な)彫像は既にその大理石の中にある」と考えました。
彼の仕事は、「神」の創造物を取り巻く余分な大理石を取り除くことであったのです。
著者は、人の場合も同じだと言います。
余分な大理石がミケランジェロの完璧な彫像の周りにあったのと同じように、
完璧なあなたを取り囲んでいる恐れに満ちた考えを除去することの大切さを説明します。
(本書53ページあたり)
「ありのままの自分では十分立派な存在とはいえないという恐怖感は私たちを歪め、
私たちの発育を阻止し、私たちをノイローゼにします」(58ページ)
と著者は補足しています。
神の愛については、神の目の前には、
あなたがあなたであるがゆえに価値があるのであって、
あなたがすること(しないこと)、思いや感情などによって、
その都度あなたの価値が変わるわけではないようです。
私たちの日々の感情、気分の動き、考えること、望むこと、言動、
そうしたものの一切は私たちの価値を減らすものではないようです。(本書53ページあたり参照)
恐怖心や不十分感から解放され、本来の自分の心(とその働き)を
取り戻し、ラクになる効果があるかもしれないと思い、ご興味のあられる方に、
おすすめさせていただきます。
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Last Chance Saloon
This has to be my favourite marian keyes book to date. Its an engaging story about 3 friends since childhood who came to london to pursue their dreams together. When life seems perfect for them, a sudden catastrophe befalls on one of them. The 3 friends are insisted to change their lives which might not be for the worst. Many a times, we always thought there`s always tomorrow to complete the undone task but what if there`s no tomorrow? This book is surprising deep for a chick lit and it struck me deep that life could just end tomorrow and we should live life as if we have only today.