藤山一郎全曲集
藤山さんが亡くなってもう17年も経つのですね。
私の父が藤山一郎さんの大ファンでした。
子どもだった私は「真面目な歌い手さん」という印象しか持たなかったのですが、
父の影響で藤山一郎さんを好きになりました。
正統派の歌手といえるのではないでしょうか。
一音一音がはっきりしていますし、東京人らしい美しい鼻濁音ですね。
歌に限らず話し言葉でも、姿勢を正して美しい言葉を美しく使いたいと思います。
動画で、藤山さんの姿を懐かしく見ています。
あの、きらきらした目も大好きでした。
あの日教室で歌った 思い出の合唱曲
もともと、子どもの音痴を治すため歌の練習をさせようと購入しました。低学年向けの幼い曲より、小学校高学年〜中・高学生向けのやる気になる曲をと思い探したのがこれ。聴いてみたら自分の小・中学校時代、好きだった曲のほとんどが入っていました。早速購入!子どもはまだ小3ですが、歌が好きになるといいなあ、と願っています。まだ昨日注文したばかりで届きませんが、歌詞カードはついているのでしょうが、それに加えて楽譜(ピアノ伴奏楽譜ならさらにGood!)がついていれば最高ですけどね。
ベスト・オブ・アディエマス
このCDで初めてアディエマスを知りました。
アディエマスを知らない人でも、おそらくNHKの番組やCMなどで使用された曲を耳にしたことがあると思います。(「涙の歌」はオーラの泉でも使われています・・・たしか)
聖歌を思わせる荘厳なメロディと伸びやかな歌声は、大自然の雄大な景色にとてもよく合っています。
造語による言葉の響きは美しく、不思議と耳に心地よいものでした。
ベスト盤ということでたくさん曲が入っているのはいいのですが、実際はかなり長い曲も短めに編集されているようなので、曲をひとつひとつ堪能するためにオリジナルのアルバムも購入しようと思いました。
初めてアディエマスを聴こうという人にはこのベスト盤がおすすめだと思います。
愛は死を超えて―亡き妻との魂の交流
人は死んだらおしまいだと思っていた。 しかし、どうもそうではないらしい。
著者は妻の死後、彼女からの言葉を聞き、やがて日常的に妻と会話をするようになるのだ。妻は彼に「この事実を書くように」と言う。
近頃は“スピリチュアル”がはやっていて、魂とか、臨死体験とか、霊界とか、あの世とか。。。その手の本があふれている。
胡散臭いと感じるものも多い。
しかし、この本は違った。
それは著者が自らの身に起こった出来事に、一切の注釈を加えずに、その事実のみを記しているからだろう。
第二次大戦でレジスタンスに参加し、ドゴールの側近となり、その後はジャーナリストとして活躍してきたという著者の経歴によるところも大きい。
死はその人の終わりではない。死は愛する者同士を引き裂きはしない。
ただその事実を伝えるためにこの本は書かれた。
ちょうどこの本を読む数日前に『癒しと愛は時空を超えて』という本を手にした。同じように癌で亡くなったパートナーと会話をするようになったという、日本での実話が綴られていた。タイトルも似ているが、内容も見事に重なっていて驚いた。
愛は死を超える。。愛は時空を超える。。人は死んだら終わりじゃない。。
そんなことあるわけないと思っている人にこそおすすめ!事実として一読の価値あり。