
マサダの砦 イスラエル 1997.mpg
聖地・聖書の旅: イスラエル 1997 マサダ(Masada)の砦: 死海そばの標高約400メートルの岩山にある。ヘロデ大王が離宮兼要塞として大改修し、難攻不落と言われたが、ローマ軍に攻められ第1次ローマ・ユダヤ戦争終結の地となる。ユダヤの急進派、967人が立てこもりローマ軍に徹底抗戦するが、ついに、ほぼ全員が集団自決(73年)という惨劇となる。 2001年にユネスコ世界遺産。 観光用のロープウェイが完備。 ふもとの駅は海面下257m、頂上の駅は海抜33mで、世界一、低い空中を走るロープウェイといわれる。 ローマ軍は砦攻めに岩と土砂で巨大なスロープを築きあげ、砦外壁にまで迫った。このスロープはまだはっきりと残っている。ヘロデ大王の離宮をしのばせるローマ式浴場の遺跡もある。