武術革命―真の達人に迫る超人間学
著名な武道研究家である日野晃氏の著書。
技術書、というよりは、武道とは何か、武術とは何か、具体的にどのようにそれらを自分の血肉となるかが書かれている。
特に、日野氏が幼少の頃に漠然とあった「強さ」に対する憧れが、それを大人になっていく過程、大人になってからの
過程を経て、日野氏が求めていた「強さ」とは何かを探求することなどが書かれており、本としてもとても内容の濃い1冊である。
特に目からウロコが出るような内容として、「つかむ、さわる、つく、うつ等はそれぞれ相手に対してどのような働きがあるか」
という点についての日野氏の研究結果が書かれており、どれも、「うむ〜」と頷いてしまうような内容です。
例えば、相手をつかむことによる問題点と利点について書かれており、
これは、日野氏の武道・武術に対する研究がどれだけ深い考えと様々な仮説から検証した結果を集積した結晶だとおもいます。
ここに書くレビューだけではとてもこの本の良さは書ききれませんが、一言で言えば、「自分だけのものとして、人に教えたくない」ような
内容が沢山書いてあることからも、後は皆さん自身がこの本を読んでほしいと思います。
NO LONGER CHILDREN 子供失格(1) (アクションコミックス)
簡単に内容を説明すると、筋肉が異常発達した5歳児が、UMAをフルボッコにするだけという
そこだけ聞くと「何だそれ!?」な漫画ですが、本当にそれ以上説明ができないので困りもの
です。
作者の描き込みに対する熱意がすごすぎて、かなり画面が見づらいことも多々あるのですが
この漫画に限っては、それがプラスに働いているような気がします。
「Web漫画アクション堂」のHPで第1話を試し読みできますので、それを読んで気に入ったら
この本を購入しても満足できると思います。
中国超人インフラマン [DVD]
70年代末、日本の特撮は空洞化していたが、その時機に香港に招聘されたエキスプロの人たちが造型や何かを手掛けています。香港映画に日本の映画家が招かれたのは良く聞く話ですが、東映ヒーロー系の人を呼んで撮らせた訳ですな。
見掛けイナズマンで仮面ライダーの如く改造されたサイボーグ・インフラマンが、ドラゴンプリンセス率いる軍団と戦う。 敵の率いる怪物はバラエティに富んでいる…と言うか一貫性が無く、妖怪の様なの。動物型の怪獣風。東洋風(えん魔様?)から、デスパー怪人?ロボットまで様々。ま、造型はにはキャラによってムラがあるが…
まっとうな見所はコスチュームヒーローが繰り出すカンフー系アクションは本場の迫力。大人数で戦う場面は良い。 特撮では広角と遠近法で処理した怪人とインフラマンの巨大化シーン何かがお奨め。で、コアな見せ場は、怪人がやられて等身大に戻ると容赦なく踏み潰す(虫けらの如く)インフラマン! 首を切っても切っても生えてくる怪人…その首が床にゴロゴロしている場面とか…色々。
ハルク コレクターズBOX [DVD]
『グリーン・デスティニー』のアン・リー監督は、アクションより人間ドラマに重心を置いたよう。さすがに画作りは綺麗で、画面をコマ割りにするなどの工夫も見られ、コミックファンの心をくすぐる。俳優陣も好演。
映画前半を物語の背景や人物を丁寧に描き、荒唐無稽なアメコミ世界に、現実味を加えようとする姿勢は好感を持てる。が、ハルクを早く見たい方にとっては、序盤はじれったい時間帯になりそう。少しご辛抱を。
待たせただけのことはあり、ハルクの超人ぶり暴れっぷりは満足できる迫力。しかし、物語には絶対悪に相当する存在がいないので、アクションシーンの攻防戦がメリハリに欠ける感も。辛うじてハルクの父親が、その役目を担うものの、親子喧嘩の怪物版という感じで終わってすっきりしない。
見終えて印象に残るのは、CGの出来の良い「緑の巨人」のハルクではなく、生身の魅力を放つ「美しい目」のジェニファー・コネリーだったのが少々寂しい。
キン肉マン マッスルグランプリMAX PS2版 超人格闘奥義大全 バンダイナムコゲームス公式 (Vジャンプブックス)
(;'Д`)ハアハア PS2のゲーム・キン肉マン マッスルグランプリMAXのコンプリート攻略本である・・・?!
各超人の出し方などが、洩れなく記載されている他は、ゆでたまご先生の対談までが入っている・・・?!
いささか値段的に高いので、オススメは出来ない。
ネットなどで、キャラの出し方は調べれるんで・・・。