懐かしのテレビまんが主題歌アニメ編 II
私的にはナック作品の「グロイザーX」(東京12チャンネル)と「正義を愛する者月光仮面」(日本テレビ放送網)が聴きたいが為に購入しました。やはりどちらも中々耳に出来ない音源でして、購入して良かったと思っています。その他にも貴重な音源はあるのですが、最後のほうに「荒野の少年イサム」音源のオンパレードというのはちょっと・・・。
こういう企画はありがたいのですが、選曲に関しては尻すぼみの印象はぬぐえません。主題歌集であるのなら特定の作品だけに肩入れした構成はバランスを悪くしてしまいます。ジャケットもセンス無さ過ぎですしね。
それでもナック作品の貴重な音源が聴けるだけでも甘いけど3つ星でもいいかな。
ナック作品のファンの皆さんには購入しておいた方がいいとお薦めします。
ロボットアニメ大鑑 上巻
下巻のついでに買った上巻ですが、
「太陽の使者 鉄人28号」が入っているではありませんか!
以前買ったいろいろなCDは古い方しか入っていなかったので、
買ってよかったです〜。(*^▽^*)
グロイザーX BOXセット1 [DVD]
この作品はなんといってもヒロインのリタにつきる!
なんか炎ジュンの肌が白くなっただけのような気もするが
ガイラー星人と地球人の板挟みで苦悩するミニスカ姿は 作画のつたなさを補って余りある
彼氏のはずの主人公ですら リタの心の支えにはならない
学校や病院 力なき者や若者ばかりを大量殺戮し 地球人を精神的に追い詰めるガイラー星人も嫌な感じで良い
グロイザーX BOX (2) [DVD]
リアルロボットという言葉がある、架空の未来世界で第二次大戦やベトナム戦争をモチーフに人型の兵器で戦争をするアニメに付けられた呼称である、
それに対応してそのような作品が登場する以前の作品にはスーパーロボットという呼称が与えられ、これがしばしば蔑称として用いられる。
しかし、いつの時代もリアリティの無い作品が受け入れられる事は無い、地球全体で見れば、いまだに「リアルロボット」アニメの人気は「スーパーロボット」に及ばないという事実は日本人と西洋人の感じるリアリティに隔たりがあるゆえで、実際に「軍事」に触れる事の多い西洋諸国の人たちは未来世界の戦争、よりも現代に起こる狂信者によるテロリズムのほうが「リアル」だと知っているのであろう。
本作、「グロイザーX]の原作者「桜多吾作」氏は「グレートマジンガー」および「グレンダイザー」のコミカライズにおいてロボットアニメに革新的なリアリティを流入させた先駆者としてロボットアニメファンに高い評価を受けているが、そんな氏のオリジナルである本作は同時代のロボットアニメとも、その後の作品群とも明らかに異質な濃厚なリアリティを持つ作品である。
乱雑な作画やチープな色使い、ケアレスミスの連続で現在のファンが見れば失笑のもとに迎えられる作品ではあるがその向こうにあるドラマ性とリアリティに気付く時、貴方は真の「リアルロボットアニメ」とはなんたるかを知るであろう。