奇跡の教室 エチ先生と『銀の匙』の子どもたち
速読の無料体験に行ったとき、できればいいなと思ったが、魅力を感じなかった。
本に限らず、いろんな細かいことにひっかかり、「どういうことやろう?」「この人はどんな人?」とつい興味が横道にそれてしまう自分だからだ。
学生時代も、どうしても受験勉強を楽しめなかった。無味乾燥な知識の注入を体が拒絶してのだと思う。
この本の主人公、橋本先生は、あっちこっちに興味が行きがちな多感な中高生に正対し、「銀の匙」という本を土台にして、子ども達とともに本の内容を追体験し、自由に思考や表現の授業を展開した。
私の思い描いていた教師像を体現した人だと感じた。
わたしは、高度経済成長とともに青少年期を過ごしてきたので、きっと合理化、効率化が骨身に染みてしまっているのだと思う。はやく役立つ情報と技術を身につけることを、何の疑いもなく追いかけてきたのかもしれない。しかし、心労から休むことを余儀なくされたことをきっかけに、この本と出会うことになった。自分が疲れてしまった原因と、そして、立ち上がる希望をこの本から学べたと思う。
すぐ役立つことはすぐ役立たなくなる
この橋本先生の哲学が、「銀の匙」の授業を通して教え子達に受け継がれ、各界で困難な状況を打開する原動力となっている。わたしも、もう一度、本当の学びを起こしていこうと思う。
マラソンは毎日走っても完走できない―「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ (角川SSC新書)
自分はコレステロールが高くて、それを下げるため朝ジョギングを始めました。
そしていつのころからかフルマラソンに出場したいと思い始め、タイムを計りながら毎日3キロくらい走るようになりました。
そんな時この本をアマゾンで見つけました。評価が高く参考になると思い購入しました。
届いて早速読みふけりました。内容は評価を裏切ることなくすごく参考になるものでした。
練習メニューはもちろん、マラソンに対しての考え方が自分の中で改めて良い意味で変わって行きました。
目から鱗とはこのことだと心から思いました。とてもやる気が出てきます。
本に書いてあるメニューを取り入れて走るようになり、タイムもあがりました。
今では14キロJOGも平気な体です。
本当に買ってよかったです。是非お手にしてみてください。
ワールド・フィギュアスケート 53
今年2012年の世界選手権がメイン。 選手写真、公式インタビュー、本誌独占インタビュー、舞台概要が、飾り気なく誰でも読みやすく、見やすく掲載されているよう感じました。 そのまんまっぽくて、今時珍しいな、なんだかレトローと思いました。 「インタビューと解説満載の行事記念アルバム」と言った感じでしょうか。 この感覚で、世界ジュニア選手権、東日本大震災の復興演技会(開催地は仙台)、チャリティー演技会(開催地は神戸)も掲載されています。 仙台開催の復興演技会は白黒写真メインで、神戸の方はカラー。 この展開にギャップというか、違和感が私はすごかった; 銅メダルのみならず、ついに表紙にまでも来た!の、表紙ではド迫力羽生結弦選手も、中ではけっこう慎ましい掲載感。 高橋大輔選手のフアンには朗報。 銀メダリスト、高橋大輔選手に関しては中の紙面は完全別格。 カラー鮮やかなページの間に突如現れる白黒写真ページによる違和感(ガクッとなる感じ)は何箇所かで味わいましたが、とにかく現場感覚を知りたかったので総合的には私には良かったです。 最後の方に掲載されているリボーンガーデン(開催地は横浜、世界のイケメン、ランビエールやウィアー様の良いお写真あり)は、華やか掲載。国際大会にはあまり出ていないけど国内では根強いフアンも多い選手達が良い感じで掲載されています。
LAST TRAIN TO EXITOWN
幸宏さんの幸せ3部作の延長上にあるような作品です。それだけに慶一さんのロックな音は、あまり聴かれませんが、とても幸せな気持ちになります。それは、お二人の関係が良いからだとも思います。ライブも楽しみです。