ロバート・ジョンソン:クロスロード伝説
著者が伝承、証言、物的証拠、状況証拠から綿密なリサーチをしている。しかし結局は読者が70年前に死んだ(当時全国的には)無名のギタリストであった主人公を想像して楽しむ本となっている。
読後ロバ−ト・ジョンソン像は若干近づいたものの、依然ボンヤリとして霧の向こうのままだったけど、下手な推理小説より面白かった。
ロバート・ジョンソンへの旅~その音楽と人生 [DVD]
ハニーボーイ・エドワーズがですねぇ、なかなか曰く言い難いものがありまして。正直、ナヴィゲーターのジョン・ハモンドはLDで最初見た当時、なぜこいつがとわけもなく反発したりもしましたが、時間が経つにつれて、その持つ意義がいや増し増す、そういった作品です。
RL-ロバート・ジョンスンを読む アメリカ南部が生んだブルース超人 (CD付) (P‐Vine BOOKs)
ロバートジョンソンクラシックの続編ともいえる初回のCDがまた素晴らしい。これを聴きながら本を読むと、本当にこの世界へトリップできます。無くなる前に是非。
Centennial Collection
おすすめです。
旧『コンプリート・レコーディングス』を持っている方、迷うことはありません。
買い替えましょう。
二枚のCDは、”サンアントニオ・セッション”と”ダラス・セッション”にわかりやすく分けられました。
別テイクは各ディスクの後半にまとめられ、資料性を損なうことなく、作品としてすっきり聴けます。
同じ曲が続く旧『コンプリート〜』の曲順は、初心者がロバジョンにつまずく要因の一つだったので、これは歓迎です。
音質の好みはあると思いますが、今回のリマスターは情報量が多い。
以前よりダイナミクスが増し、トーンの違いが聴き取れる演奏は、格段に表情豊かです。
弦のアタック、スライドの消え際や細かい唄い回しがはっきり聴こえ、部屋鳴りもしっかり確認できます。
”伝説の〜”ではなく、実際に生きて唄って死んだ一人の男としてのロバジョンの”肉体”が、ぐっと身近に感じられました。
あなたが30年代のテキサスに飛ぶもよし、彼を我が家に招くのもよし。
今まで何回も聴いてきた人にこそ、たくさんの発見がある音源です。
コンプリート・レコーディングス
ロバートジョンソンを知ったのは、敬愛しているクラプトンがカバーアルバムをだしてそれを聞いたとき、リズム感のいいサウンドでしたので、原曲のアルバムを購入聞いてみたらブルースというのは聞けば聞くほど「深い」ですね。ロックを好んで聞く人ならば聞いていたほうがいいかもしれないですね。