電力危機
読むのが苦手な自分にもとても読みやすく、すいすい読めました。
今後の日本の電力供給をどのようにしていくか、政治家や専門家に任せるだけでなく、自分も
考え、自分なりの意見を持ちたいと思っていました。自分自身で考えるためにはある程度の知識が必要ですが、
自分で考えるのに必要な知識をこの本1冊で簡単に得ることができました。
Kanabalism―田中加奈子短編集 (ジャンプコミックス)
週刊少年ジャンプで「三獣士」を連載していた田中加奈子さんの短編集。
絵が独特で、好き嫌いがあると思いますが、すごく上手いです。
ストーリーも面白い。
私のおすすめは「コタンコロカムイ」。
ヂンベエがかっこいい!
ぜひ読んで欲しいです。
三獣士 1 (ジャンプコミックス)
このマンガが切られて二巻で終わってしまったことが残念です。作者、二巻後の展開もいろいろ考えてたらしいのに本当勿体無い。本当に。この作品、15巻くらいの長さくらいのやつだと思うんですが、もし最後まで完全に描かれてたら売上云々以前に名作になってたろうと思います。今度、作者にお便りかこうかな。10年以上前の作品ですが、その頃自分まだジャンプよんでなくて、単行本でこの作品知りました。
続きが読みたくて未練がましいです。
ガラスめだまときんのつののヤギ―ベラルーシ民話 (日本傑作絵本シリーズ)
おばあさんがせっせと育てた麦畑が、ものすごく凶暴な、まっ白いヤギに占領されてしまい、困ったおばあさんは、クマやオオカミやキツネに追い出してもらおうとするのですが……。
なにしろこのヤギが、根拠なく怖い!「おいらにゃ、ガラスめだまときんのつのがある。ひとつきすれば、いちころさ!」悪役ですが名ゼリフ。
おまけに、おばあさんもヤギなみに怖い! 深いしわが、まるでひげのようで、とっても不気味。子どもは大喜びですが、あまりおばあさんがお気の毒には感じられません。最後はお酒まで飲んで、充分たくましいじゃないですか。
白ロシア民話なので、『てぶくろ』などのように、動物が大きさ順に出てくるところが、民話っぽく教育的。また、スズキコージさんのコラージュが、とても新鮮。ここにはどんな紙が使われているのかな、とじっと見る楽しみもあります。
たなかかなこ短編集―Kanako mandala (ヤングジャンプコミックス)
久々、2冊目の短編集。面白過ぎるじゃないですかー!デビュー作から好きな漫画家さんだけど女には手を出しづらいガチガチの男性誌中心に(しかも艶笑ネタの表現は基本的にストレート)活動されてるから単行本を見つけて本当に嬉しかった!どれが連載になってもいい位ハズレ無し。もっともっと売れてもいい人です。