Texas Flood
突き刺す様なギターサウンドはまさにテキサスサウンド。
テキサスブルースとカテゴライズされるものの中で最も心を突き刺す。
ギタリストの憧れの男スティーヴィー。彼のブルーススピリットが最も出ているアルバムだ。デビュー作であるが最も勢いがある。
SRV関連買うならこれから買うのが最もイイと思う。
Live at Montreaux 1982 & 1985 [DVD] [Import]
1982年と1985年わずか三年の違いですが両方微妙に違うsrv。
disk1は1982のモントレージャズフェス、まだメジャーデビュー前ですが堂々とした演奏でスタイルは確立されてます。アルバムに入っていない1,8などは当時時折liveでやっていたようです。
disk2も同様モントレーで、3rdの『soui to soul』からも選曲しており得意の1からのスタートの始まり友人のジョニー・コープランドのゲスト参加、ジャズフェスらしく10もやり、アンコールは2回で最後に11.couldn't stand the weatherで終わるのも珍しく、あまりにも格好いい終わり方だ。
この時期srvはドラッグ漬けではあったがステージ上ではそれを微塵も感じさせないところがすごい!
辛口ですが、緊迫感、臨場感、熱演という面では『live at el mocambo』の方がわずかに上かなあ・・・
ちなみにリージョン1なので日本の普通のdvd playerでは観れません。しかしsrvの数少ない映像は頑張って観る価値ありだと思いますよー。
(ムック)天才ギタリスト スティーヴィーレイヴォーン (シンコー・ミュージック・ムック)
さすがに最も最近発売された本らしく、つくりが良いですね。
当時は一部カットされていたインタビューの全文あり、写真も大変大きくて綺麗です。
特にギターの写真はこれまでに見た中でも一番大きいといっても過言ではないかも???
切り抜き用にもう1冊欲しいくらいですね。
スティーヴィーFANならば絶対に手に入れておくべき本だと思います。
ライヴ・アット・モントルー 1982 & 1985 [DVD]
SRVの映像の中で、誰もが最も高く評価しているのが El Mocambo ですが、これもけっして引けを取らないと思います。特に'82の方は非常に印象的で、その場の空気を知らない我々には「素晴らしいのになぜブーイング?」と思ってしまいます。後のインタビューでも語られているように、この時の他の出演者がジャジーで しかもアコースティックばかりだったらしく(一応ジャズフェスなので)いきなり無名のバンドがドタバタうるさいな、という感じになってしまったようです。当然LIVE映像というのは客の反応が気になるものですが、この場合は無視して彼らのPLAYだけを楽しめばいいと思います。
この演奏を見た、永遠のポップスター デビッドボウイが絶賛したうえ自分のワールドツアーに誘ったと言うことですが、さすがに無理がありますね。ボウイとすれば無名な彼らにビッグチャンスを与えてあげようと思って誘ったのでしょうが、それなら前座かゲストとしてオリジナルを演奏させてあげればいいのに自分のバッキングを頼んだのではレイボーンも断るしかないでしょう。魂むき出しで自由奔放にギターをかき鳴らす真のブルースマンである彼が、ポップなサウンドにのってダンスしながら決められたリフを弾くなんてことが出来るわけがありません。(ポップスを否定しているわけではないので誤解のないように)
'85の方はとにかく超カッコイイです。いきなりスカットルバッティンから始まります。かなり有名になってきた頃で「これから天下とってやるぞ」っていう感じです。
ブルース、ロック、そしてギターが大好きだと言う方で、SRVをあまり知らないと言う人がもしもいたなら是非お勧めします。一目惚れするはずです。
ジミヘンを超えたと言われる天才ギタリスト スティーヴィー・レイボーン です。
ヤング・ギター[コレクション] Vol.9 スティーヴィー・レイ・ヴォーン (ヤング・ギターコレクション)
スティーヴィー・レイ・ヴォーン(SRV)の誕生から亡くなるまでが、非常に解りやすく、しかも読みやすく記載されています。
SRVを知らない人でも、手軽に読めると思います。また、好きな人でも十分満足できる、入門書に近い内容だと思います。
ディスコグラフィーも掲載され、SRVが影響を受けたアーティストのアルバム紹介もあり、ブルースを知るうえでも、勉強になるかと思います。
残念なのは、ライブ活動履歴等があまり掲載されておらず、もっと、時系列で詳細に掲載されていれば、最高だったのですが…。
SRV好きは、「魂の帰還」をお持ちだと思いますが、この本も持っていて損はないと思います。