Dire Straits
すでに風格すら感じさせる78年の衝撃のデビュー作。パンク・ムーブメントの中、いい音楽はやはり売れるということを証明したアルバム。発売当初こそは、本国イギリスで特に目立ったチャートアクションがなかったが、まずオランダで火がつき、ドイツやオーストラリアでもヒットすることで、やっと本国でも徐々にヒット。翌年になって6「Sultans of Swing(悲しきサルタン)」が本国でついにトップ10入りを果たし、アルバムも30週の間、イギリスでチャートインした。
ディランを意識した歌い方、乾いたようなギターの音が日本では何故か受けないが、6はロック史上に残る名曲だと思うので、是非とも聴いてもらいたい。
Alchemy: Live
「Loca Hero」のサントラ作成後に開始されたワールドツアーのダイジェスト版。(日本では東京等4ヶ所で公演)LPとLDの両方で見聴きした経験から言ってこの作品はファン必携です。曲間をピアノやマリンバなどの音でつないで展開していく演奏形式はこのライブツアー中に完成されたのでは?と思われます。一ヶ所で録音された物ではなく複数の場所での音源をミックスしてあるようです。哀愁のギターメロディーが好きな、中年にさしかかった大人が聴くと、また昔とは違った感慨を込めてノップラー節に酔えるでしょう。日本にもこんなライブ演奏展開をしてくれるバンドが現れれば、ロック中毒中年の立場も、もう少し一般に認められると思いますが。
ベスト・オブ・ダイアー・ストレイツ&マーク・ノップラー
なんて言ったらいいか、実は最近までダイアストレイツはおろかマークノップラーも知らなかったんですよ。カントリーも好きで最近はドリーパートンばかり聞いていました。ひょんなことからチェットアトキンスを探していまして そしたら一緒に弾いている人が恐ろしくすばらしくて・・でも英語っぽくない名前で読めなかったんです。 で、いろいろ探しまくってわかったんです。
ずっと洋楽しか聴いてこなかったのにどうしてわからなかったのでしょうか?もう何十年も無駄なCDを買ってきた気がします。クラプトンもよく聞いて来ましたが多分もう聞かないでしょう。
いま、JBLのD130とクラウンのD45で聞いていますが もう完全に酔いしれています。
もう最高です。一日も長く生きて一日でも長く聞いていたいです。
マーク・ノップラーさんにも 長生きして欲しいです。
ところでyou tube のおかげです、こちらにもありがとうって言いたいです。
最後になりましたが、アマゾンさんいつもありがとう。
Alchemy Live [DVD] [Import]
84年の発売直後にカセット・テープを買って良く聞いていましたが、DVDがしかも廉価版であることを知って27年振りに買いました。どの曲も良いですが、とくに「ロミオとジュリエット」はスタジオとライブを通じてこのヴァージョンが一番で、マーク・ノップラーのギターとアラン・クラークのピアノの絡みは最高です。映像だと二人の演奏がエンディングに向けて盛り上がっていく様子が実にリアルに伝わってきて感動的でした。
「テレグラフ・ロード」も13分という長さをまったく感じさせず静と動のメリハリがきいた好演です。会場のハマースミス・オデオン周辺を走る車のヘッドライトの流れの映像も印象的です。こんなことが分かるのも映像ならではですね。
ボーナス・トラックも、「悲しきサルタン」以外の曲をもっと見たかったとはいえ、デヴィッド・ノップラー脱退直前の演奏やピック・ウィザーズのドラミングを見ることができるのはやはり嬉しいですね。ダイアー・ストレイツのファンなら必携でしょう。
On Every Street
Dire Straitsは大学時代に多分Love Over Goldからラジオで知って、好きになった。
その頃周りで聴いている友人などいなかったなあ。
淡々としたマークノップラーのヴォーカルは、決して楽器の邪魔をしない。
もちろんノップラーのギターは素晴らしい。
歌詞のメッセージ性にも惹かれた。
それからMaking Movies、Communique、Dire Straitsとさかのぼって聴いた。
その後仕事に就いて音楽自体聴く時間が減った。
だからこのアルバムとBrothers In Armsは同時代で聴いてなかった。
Money For Nothingだって知らなかった。
昨年ダウンロードですべてのアルバムを購入して、デジタルメモリとPCで聴いてました。
相変わらずカッコいい。
初老になった今では大人のロックとして聴ける。
今年音響システムを復活させたのを機にいいアンプとスピーカーで聴きたくなった。
手始めにOn Every Streetと伴に購入。
クラシックとジャズに適したオーディオだけど、Dire StraitsはOKなんです。
今の自分的にはFade To Blackがいいね。