ヴァージン・スーサイズ オリジナル・サウンドトラック
映画自体とってもおもしろいんだけど、その映画を盛り上げてるのが、この音楽。60年代POPの曲が映画にぴったりで最高です。
ケダルさがあるような感じかな。でもなじみやすさもある!
Secret Agent Man
今ではNEWS・関ジャニ∞としての活躍、ドラマ『がんばっていきまっしょい』や『1リットルの涙』での俳優としての好演も記憶に新しい錦戸亮が正体。
私自身はこの『平成夫婦茶碗』当時、小学生だったのであまり詳しいことも何も知らず、ただドラマを観て楽しんでました。そして挿入歌だったこの曲が流れるつど、アップテンポな歌に乗せドラマがいい感じに盛り上がる。程度にしか思っていませんでした。
錦戸くんが正体とわかり買うファンも多いと思いますが、この曲を最近聞いた母が、「懐かしいね、その曲。誰だか知らないけど、きれいな高音で自然と耳に入って、頭の中でメロディー繰り返しちゃうよね」というのを聞き、名前も知られずに誰かの頭に残っている曲って言うのは結構すごいことだと思いました。
最近知りましたが、錦戸くんは当時一部で『驚異の高音』と言われてたそうで・・・声変わり前の貴重な一枚なのでは?この機会に、ぜひ。
進化する地政学―陸、海、空そして宇宙へ (戦略と地政学)
本書は現代戦略研究の第一人者であるコリン・グレイと、ジェフリー・スローンという2人のイギリス古典地政学者によって編纂された、他に類書を見ない戦略学系の地政学研究の論文集である。訳者は言わずと知れた日本の諸葛亮孔明、奥山真司氏。若手の研究者からその分野の大御所まで、英米の研究者を中心とした多彩な顔ぶれになっている。その構成は、
・なぜ地政学なのか
・ハルフォード・マッキンダー卿 ハートランド理論の流れ
・地政学者アルフレッド・セイヤー・マハン
・エアパワー、スペースパワー、地理
・宇宙時代の地政戦略 アストロポリティクスによる分析
・批判地政学の理解のために 地政学とリスク社会
・地政学 戦いの場としての国境
・インフォメーションパワー 戦略、地政学と第五次元
の、8本の論文を訳出した構成になっている。コレを見ただけで解ることだが、古典地政学の父、マッキンダーと海洋戦略(シー・パワー)の大家、マハンの詳細な研究論文が収められていること、さらにはエア・パワー、スペース・パワー、インフォメーション・パワーと昨今の地政学的話題を一挙に網羅されていることは特筆されるべきことだろう。本書の結論としてはインフォメーションパワーを著したデヴィッド・J・ロンズデールの論文中から、「21世紀の戦略および地政学的な環境は、たった一つの戦略の次元やパワーの形によって決定されるものではない」という言葉が的を得ているだろう。原書自体は2部構成で合計13本の論文が収められているということで、残りの5本が「胎動する地政学」へと続く内容になっている。マッキンダーの「地理学から見た歴史の回転軸」など、基本的な地政学的知識がないとなかなか面白みが伝わらないだろうが、体系的な地政学に関する文献が不足している日本にあって、極めて貴重な文献が訳出されたといえる。本来、このような書籍がAmazonレビューでも賞賛されるべきなのだが…
Dracula [VHS] [Import]
魔人ドラキュラのイメージを決定的にしたベラ・ルゴーシ主演の名作であります。戦前、活動写真からトーキーへと変遷する銀幕界にあって、ブラム・ストーカーの原作を見事に印象付けたお気に入りのホラア映画です。
もちろん個人的には、サイレント時代のムルナウの「ノスフェラートゥ」といふ独逸映画のほうが秀作だとは思ふのですが、ドラキュラといへば、此のタクシイドに襟の立った黒マント姿のベラ・ルゴーシを誰しも思ひ浮かべる事でありませう。