BECK Blu-ray BOX 【期間限定版】
コミックも所有していますし、このたびの映画も一応観ました。
このアニメ作品は、原作のテイストを生かしつつ、限られた話数で良くここまで表現できたと思います。
ストーリーや音楽はもちろん(コミックで神がかった歌や曲をイメージしすぎた方は抵抗があるかもしれませんが)コミックの最初の方の絵が苦手で最後まで読まなかった方もすんなり観れると思います。
非常によくできてると思いますがパッケージがポッキーの箱のようなBOXに入っていてブチブチ破かないといけないがショックでした(笑)
作品は素晴らしいです、コユキはちゃんと歌いますしね。
BECK DVD-BOX 5
BECK最初の山場ともいえるGS(グレイトフルサウンド)の前後を描いた最終巻。
音のない原作ゆえ、GS時のコユキの声やBECKのサウンドを頭の中で半ば神格化してしまっているため、実際に音を付けられてしまうと萎えてしまう感があることは否めません。しかし、コユキが1人でステージに立って歌い始めてから次々とメンバーが加わっていく流れや観客がBECKの演奏する3rdステージに移動していく様は、アニメーションならではの躍動感があります。また、GS後、メンバーがバラバラになり、最後にコユキとサクが別れていくくだりは、原作では味わえない、何ともいえない切なさと余韻に満ちています。
最終話はメンバーが再び終結し、アメリカツアーへと旅立ちますが、それは直接描かず、ツアー時の写真をスライドにしてコユキが真帆に見せて説明するかたちをとっています。限られた時間の中での制作側の苦労が見て取れますが、逆に効果的な演出になっていると思いました。
アニメ版に批判的な人にも、ぜひ見てほしい最終巻です。
BECK(1) (KCDX (1278))
早速、映画を観てきました。
素晴らしい作品でしたよ。
恥ずかしながら、原作を真面目に読んでいなかったので、あわてて読み返しましています。
映画の方は、原作のエッセンスとキャラクターを残して、上手くシナリオを作っているというのを改めて感じています。
映画とまんがの大きな違いは、”時間”だと考えています。
まんがは、ただのコユキが、ロックと出会って人生を変えてゆく変化をじっくりと追いかけていますね。
第1巻は、神の視点から、伏線が撒かれてゆく時間帯です。
これが、まんがの長所だと思います。
ここを飽きさせずに読者を惹き付けられるのが、作家の腕前なんでしょう。
この書き出しが、全体を決定付ける貴重な部分ですけれども、原作では、コユキの憧れ、泉ちゃんが引っ張っているようです。
ギャグと歌詞のような印象的なネームがほど良く散りばめられてワクワクさせられます。
何もないところから何かが始まりそうな予感を授けてくれる静かなイントロのようです。
面白いです。
BECK DVD-BOX II
BECKを見始めたのはTVがきっかけですが、久々に自分の中で
おもしろいと思ったアニメです!
あまり音楽に関してのアニメは大部分つまらない感じがするけど
これは別格だと自負しています
ロックが好きになるきっかけにもなると思いますよ
BECK(32) (KCデラックス)
アヴァロンフェスタの最高のステージで、コユキはエディーの残した「DEVIL'S WAY」を歌う。バックにはエディーの映像を背負って。まるで、コユキがエディーの分身かと見紛う程の、盛大な盛り上がりをステージの観衆は見せる。
アンコールも繰り返されるほどの熱狂。そして、BECKのメンバー全員が見たエディーの姿。一瞬の幻か。
アヴァロンフェスタがBECKの道を塗り替えることになる。大手メジャーレコードとの契約、凄腕のプロデューサーの抜擢。蘭の邪魔ももう入ることはない。
真っ直ぐ、信じた道をあとは進むだけだ。
今までの鬱憤を晴らしたいのか、BECKは1枚のアルバムを作る。強烈な飢餓感、激しいエネルギーを発散する、その1枚。そのアルバムはこれからどうなっていくのか。
BECKの先行きは明るそうだ。次巻が待ち遠しい。