Wintersong
クリスマスの この季節にはぴったりのCDです。
John Lennon のカバー曲も とてもよく仕上がっていて、心地よいです。
落ち着いて、ゆったりしたいときに
コーヒーでも飲みながら、ゆっくりとどうぞ(^ー^)
サーフィシング
'97年にリリースされた紛れもない名盤。Carol Kingの"Tapestry"と肩を並べうるほどの作品と思っています。
メロディに恵まれた個々の曲の完成度、緻密でありながら適度に抑揚をきかせたサウンド、そしてときに崇高にも聞えるSarahのヴォーカルの持つ説得力。どれをとっても隙がなく、一枚のCDにこれだけの情感と説得力を盛り込んでしまったことに脱帽の思いです。
イントロからいきなり引き込まれる"Building a mystery"をオープニングに、"Adea"、"Angel"など美しく流麗なメロディが神秘的に彩られながら続き、クラシックの素養もあるという彼女の柔らかく包み込むようなヴォーカルに浸っているうちに、いつの間にかインストの終曲"Last Dance"。Sarahが弾くピアノが虚空に流れる頃にはすっかり心を奪われ、奥深い感動の余韻に包まれている自分に気付きます。
本作と出会ってもう6年になりますが、ずっと身近に置いて大切にしている作品の一つです。
Sarah McLachlan - Mirrorball [DVD] [Import]
あまりライブCDやDVDは、好きではありません。
なぜなら、CDとライブの歌声があまりにもかけ離れて
いるアーティストがいるからです。
でも、サラのライブDVDは最高だった...。
CDとまた違う感じで、もちろん歌唱力は抜群!
もし、ファンなら買って損ななし!いつか、日本に
来ることを願って、今からリハーサルしときましょう〜(笑)
Laws of Illusion
ジャケット写真を見ると徹底してアコースティックな楽曲が多そうですが、今回もバラードが多いにせよ、ストリングスとピアノを中心として隠し味的にエレキギターとシンセサイザーを使ったアップテンポな曲が多いです。#1のAwakeningsなどは疾走感のあるソフトロックチューンで彼女の今までのアルバムにはないような楽曲。前作のAfterglowに入っているような静かでシンプルなバラードは、Bring on the Waterぐらいで、後はスケールの大きな楽曲が多いです。前作に比較すると、重厚な曲が多いため、曲の輪郭がはっきりしているように思います。Surfacingほどバラエティに富んでいるわけではありませんが、いいアルバムには違いないでしょう。
サーフィシング
初期サラ・マクラクランといえばどちらかといえば玄人好きするような楽曲が多く、ボニー・レイットの初期作品の玄人好きするようなそれと似ている。独特の世界観の詞と浮遊するような曲調、全体的にマニアックな感じがしてちょっと一般受けしずらかった。しかし、この『サーフィシング』は違います。代表曲「エンジェル」を筆頭に馴染み易く、すっと心に染みて来るメロディと社会に対して深いメッセージを含んだ楽曲の数々は、私たちのすぐ隣にある社会問題を間接的に提示してくれるものです。このアルバムは、彼女の事実上の世界デビュー最高傑作作品となるでしょう。