虫姫さまふたり Ver 1.5 初回限定版 (「アレンジCD」同梱) (初回生産分:「虫姫さまふたり Ver1.01 ダウンロードカード」同梱)
一時間ぐらいプレイした感想です。私はゲーセンでもマニアックモードしかプレイしていなかったので他のモードは分かりませんがマニアックモードの移植は完璧だと思います。ロードはデススマイルズよりさらに速くなっています。アレンジモードは大雑把に説明すると二人交代制で(好きな時に交代できる)待機してるキャラに円状のエフェクトが常に発生していて、ノーマルショット時に円にはいった弾は減速しレーザーショット時は弾を跳ね返す(点数アイテム取得での制限あり)といった感じでリフレクトフォースを持ったオプションがついてきているイメージです、弾も点数アイテムの出現数も激増していて楽しいですが跳ね返しとオートボムで難易度が若干下がっている気もします。私は移植度、アレンジモードの面白さで文句なしの☆5です。アルカナハート2とか大往生とかPS3ベヨネッタとか平気でバカ移植する会社に見習ってほしいですね、私は時間がかかってもケツイはケイブにだして頂きたいです。
虫姫さま(通常版)(虫姫さまケイブ祭りver1.5 シリアルトークンコード同梱)
タイトーが出したPS2版はブラウン管テレビでプレイしていても微妙に入力遅延があり、
私はこのXBOX360版にかなり期待していましたが、まったく不満なしで良かったです。
虫姫さまふたり前の作品で、主人公はレコひとり。
XBOX360モードはグラフィックが描き直されてるとはいえ、ふたりをプレイした後だとどうしても古臭く見えてしまいますが、ゲームの方は安定した面白さです。
虫姫さまふたりの方を先にプレイした人でも遊べる内容です。
難易度はステージ3道中あたりから高くなります。
ふたりよりほんの少し難度が高めなので、むしろふたりの方を先にプレイしたことがある人の方が体感難度の方はヌルすぎず易しすぎずといった感じで丁度良く感じるかも知れません。
シューティングゲームサイドVol.5 (GAMESIDE BOOKS) (ゲームサイドブックス)
開発者インタビューとゲーム音楽作曲者インタビュー目当てに、いつも楽しく読んでいます。
巻頭はサンダーフォース特集、てっきりどなたかのインタビューが掲載されているものと期待したのですが見当たらず。ちょっとガッカリ。あとVIは…いや、何でもない…。
TFV PerfectSystemハイスコアコンテスト2012春の告知有り。
巻頭特集以外では、いつも通り同人ゲーム含め色々な方のインタビューが◎。
Steamで遊ぶ海外シューティング特集も面白いです。
虫姫さまふたりVer1.5 Xbox360 プラチナコレクション
弾幕系シューティングと言えば一見、初心者お断りみたいなイメージが大きいのですが、
このゲームについては、幅広い層にアピールできる調整がなされていると思います。
アレンジモードに「アレンジ」「ノービス」という二つのモードがあるのですが、
これらのモードが非常に秀逸で、お手軽に弾幕シューティングを楽しめる出来となっています。
私のオススメは「ノービス」モードの「ウルトラ」。「ノービス」はアーケードモードの
弾幕はそのままに、弾速が非常にスローとなっているモードなのですが、「ウルトラ」という
最高難度を選べば、大量の弾の中をくぐり抜けていく爽快感を、あまりシューティングが
得意じゃない方でも十二分に楽しめます。
もちろんグラフィックもXBOX360向けにパワーアップされており、現在発売されている
2Dシューティングの中でも美麗なもののうちの一つと言えるでしょう。ローディング時間も
早く、設定オプションも痒いところまで手が届く詳細なものです。
ただひとつ欲をいえば、廉価版化に際してダウンロードコンテンツも収録して欲しかったのですが・・・
その辺は提供価格との兼ね合いもあって難しかったのかもしれませんね。
虫姫さま(限定版)(虫姫さまケイブ祭りver1.5 シリアルトークンコード同梱)
*6/20レビュー修正
■良い点
・2011年に発表されたばかりのケイブ祭りVer1.5特別基板モードを遊ぶことができる。(初回分のみ)
・ショットとフルオートを設定された間隔で連射することが可能であり、これによりカウンタの繋ぎや稼ぎがとてもスムーズに行える。
・トレーニングでステージ最初から、中ボス、ボスからの開始が可能である。
・各ステージのBGMを任意に変更することができる。Xbox360、アレンジ、Ver1.5。
・各種ゲームモードでオリジナル、マニアック、ウルトラのランキングが総合と月間に分けられて用意されている。ケイブ祭りVer1.5のランキングではMAXもある。
・スコアアタックで死亡後コンティニュー画面になっても継続してプレイすることが可能。
・ボムを投げる方向を定めることができる。
・見ているだけで楽しい昆虫で統一された世界。昆虫の動きもリアルでとても良い。ボス戦でも敵の足をもげる(パーツ破壊)といった戦略要素があることも楽しい。
■残念な点
・特典のVer1.5は音質が悪い。PCBをそのまま流用しているよう。
・青姫と呼ばれるブルーレーベルバージョンが収録されていない。有料でも配信されることに期待。
・スコアアタックでBACKボタンによる捨てゲー(リスタート)ができず、やり直すにはメニューに戻って再度ゲームモードと機体オプションの選択をしなおさなければなりません。
この件は他のケイブの作品も同じですが、私はこれだけはとても苦痛です。
・リプレイ再生時は5倍速までの倍速と減速の再生が可能ですが、ステージの頭出し機能がありません。
・ノービスモードではトレーニングすることができません。
・リーダーボードはふたりの方が全体的に見やすいです。大復活と同じ格ステージのスコア表示となります。ステージごとにランキングが用意されてる訳ではなく、その人がどのステージでいくらスコアを出しているかを見れるようになっています。ただし赤い刀ほどステージごとのスコアは見やすくありません。
・リーダーボードにおいて誰がどのショットオプションを使用しているか確認することができない。
・ハイスコア更新時にその説明文が表示されない為、自身のオンラインハイスコアを更新したか認識しにくい。(ふたりでは確認できた)
・トレーニングでゲームオーバーになった時点で終了となりコンティニューして継続プレイができない。
アキ&アッカの光点ずらしやボス戦のパターン避けの練習攻略ができず、この場合は通常プレイでリスタートするしか方法がない。
■問題点
ゲームを始めた時にランキング表示を上下とAボタンで切り替えることができますが、そこでは自身のローカルハイスコアが保存されているのにも関わらず一度メニュー画面に戻り再びゲームを始めると必ずハイスコアはリセットされた状態になります。TODAY'sのものに上書きされてしまっているようです。これではせっかくのオンラインスコアアタックが台無しです。プレイ中に自身のハイスコアを更新目指してランキング登録を狙うといったことができません。ローカルランキングの初期化はゲーム設定で別に用意されているので本当にこの問題は堪らない。
4:3テレビを縦置きしてプレイしていますが、クレジットを見ても画面外に出ており縦画面にもなっていないので全く見ることができません。ただし他の部分では大きな問題はありません。コントローラー設定で少し文字が途切れますが読めます。
これはXBLA配信中の「ぐわんげ」の症状と似ています。ぐわんげは更に酷いことにメニューが完全に画面外に出ており、ランキングを見ることにさえ支障があります。
以上は修正してほしいと思います。
■総評
初心者から上級者までかなり幅広いプレイヤーの腕前に合わせた難易度が用意されており、なおかつゲームモードもノービス、Xbox360、アレンジ、1.5と豊富で飽きさせない作り。特にノービスモードと充実したトレーニングモードが用意されているので、初プレイでも数回チャレンジすればノーコンティニュークリアも簡単に可能です。そこから徐々に難易度を上げて上達することも可能であるし、量は少ないが弾が早いシンプルなオリジナル、通常の弾幕系になるマニアック、人類への挑戦状ウルトラとそれぞれの自分に合ったスタイルでモード選択し挑戦できるのもグッド。私は無条件に弾をバラ撒くスタイルが好きではないが、オリジナル、マニアック共にほどよくマイルドな仕上がりになっており、敵弾の撒かれ方もふたりの同難易度ほど酷で無慈悲なものではない為、ガチガチのパターンではなくアドリブでも回避できるシーンも多い。
グラフィックは低画質モード(アーケード相当)が用意されなくなってしまったのはやや残念に思うが、Xbox360モードのスムージングを切ってブラウン管でプレイしても相当綺麗に映りよりドットが冴えて見える。またプレイ感覚も処理落ちは忠実に再現されており、ショット感覚を非常に細かく行える点でもスコアラーにはとても嬉しい要素となっている。最初にゲームを選択する時のメニュー画面に関しては、デススマイルズ、大復活、ふたりでは各モードがごちゃごちゃしがちであったが、本作ではよりシンプルになり扱いやすくなった印象。ゲームモードを左右で選択、上下でそのモードのスコアアタック、リーダーボード、トレーニング、共通ゲーム設定などを選択することとなる。この点でケイブは赤い刀の扱いやすく見やすいメニューから学習したようだ。ゲーム設定に関してはM2が移植を担当したふたりほど豪華ではなく、エスプガルーダ2や大復活相当の設定メニュー項目になっている。
素晴らしいゲーム。やればやるほど手に馴染むゲーム性は自分が確実に上達していることを実感させてくれ、更にそれぞれのゲームバージョンでは同じモードでもまた違うやりこみも可能である。ケイブ祭りVer1.5は初回生産分特典ですがこれが真に価値のあるゲームモードとなっていると言っても過言ではないでしょう。少しでも興味があるようであれば、是非入手が困難になる前に購入されておくことをオススメします。
ゲーム性や遊び易さという面では続編ふたりに軍配が挙がりますが、こちらは全体を通してより虫らしくBGMも綺麗でシステムもシンプルです。本作ではショット中は自身の当たり判定が表示されず、レーザー攻撃中は表示されるという点も気に入っています。確かに常に自機の当たり判定が表示されている方が親切であると言えますが、ショットとレーザーの撃ち分けがより重要になるこの作りは私は本当に好み。この当たり判定表示方法がケイブ作品の中でも虫姫さまだけというのが少し残念に思っている。
そして私は数あるケイブ作品の中でも特に祭Ver1.5のオリジナルをS-Power (Trace)のMAXでプレイするのが本当に好きです。元々オリジナルモードは東亜プランを意識して製作されたとのことですが、弾幕というよりも速弾を素早く回避し、速攻で撃破していくこのオリVer1.5MAXのスタイルはなかなか他のケイブシューでは味わえずとてもスリリングで快感だ。ブレーキの効かない事故死はご愛嬌。
ゲームはとても面白いが、以前できていたことができていなかったり、他作品と同じような問題が相変わらず放置されている点はいただけない。メニュー・システム周りでも明らかにふたりより劣っており全体★4(楽しさ★5)とした。