ぼちぼちいこか+6tracks(紙ジャケット仕様)
以前のCDと比べて音圧があがった分、クリアーで左右のバランスもはっきりしています。
アルバム導入部の大阪アキンドのセリフのSEのクリアーさに音質向上を実感しました。
このオープニングのSEは何回聞いてもニンマリします。このSEでもって、このアルバムから大阪の匂いをプンプンさせてきます。
アルバムはブルースやニューオーリーンズ・ジャズといった所謂ディープサウス系統の音楽です。
といっても、ドロドロとしたところはほとんどなく、大阪弁で歌う大阪やお金とか貧乏といった内容が全く違和感なくブルースにマッチしています。
決して聞きにくいことはないのに、なんでこんなに長い間、手に届かない状態(廃盤)だったのか不思議でたまりません。
歌良し、曲良し、演奏良しのこのアルバムはもっと見直されるべきだと思います。
ボーナストラックは、89年版の解説にあった「1部もいいけど、2部もまたいい。」を
再現しているようです。最初の三曲は、1部のアコースティックセットから、
そして、続く3曲は、2部のバンドセットのファンキー大会から。
個人的には、アコースティックセットだけでもよかったな。アルバム本編の曲をLiveバージョンで聴いてみたかった。
あと、解説がないのがちょっと残念。
このアルバムを聞きながら、あの頃の道頓堀川はミシシッピー川に続いていたのだろうか…という思いに馳せます。
ピアノソロ 柴田淳/ため息 (ピアノ・ソロ)
な~んか微妙でした...
絶妙を期待してた訳じゃないけど。
弾く人のレベルを考えすぎてターゲットがぼやけてる感じがする。
この手のいわゆる「楽譜本」はファンな人しか買わない気がするので
柴田淳本人に書いてもらった方が良かったのでは無いか?と思った。
ちょっと残念...なので、この評価に。
おとぎ奉り 01 (バンチコミックスデラックス)
近年まれに見る最高の和風ホラーアクションですね。内容は、ふとしたことから朱雀を宿すことになった主人公が、人々に害をなす眷属を刻苦しながら退治していく、という感じです。もちろん他にも「青龍」・「玄武」・「白虎」なども登場。陰陽五行説を根底に置いた物語で、人物や場所などの設定が深く練りこまれており、ストーリーも厚く必ずやのめり込むことでしょう。
『寄生獣』のような残酷な描写もあれば、高校生同士の和やかな雰囲気もある。ぜひとも長く続いて欲しい作品ですね。