遥かなる時空の中で4はじまりの書 (花とゆめCOMICS)
ゲーム発売前のプロモーション用に
LaLaで連載された水野十子氏によるオリジナルエピソード3編
及び、その後追加で描かれたゲーム序章の漫画化の、
計4作品が収録されています。
水野氏の美しい絵はそれだけでも楽しめるクオリティですし、
ストーリーも、ゲームへの興味をかき立てつつ
ほのぼのと綺麗にまとめられています。
また、一般的な単行本に比べ、
連載時から描き足されたページや変更されたシーンも多いので、
LaLaを一通り読んでいても目新しさがありました。
雑誌の付録や予告等に使用されたカットも空きページに収録されるなど、
「遥か4」のファンの方には嬉しい一冊と思われます。
内容の方は、ゲーム開始前及び直後ということで、
主として主人公の現代生活と、ゲーム本編への伏線が中心となります。
主人公の性格や表情は、ゲームよりも豊かに描かれており、
また単行本化にあたっての修正で、連載時よりも柔らかい印象になりました。
もっとも、時系列による制約のため
登場キャラクターの活躍ぶりには偏りが見られますので、
この点はご注意ください。
一点だけ難点を挙げるとすれば、
本書があくまでゲームのプロモーションに終始しており、
コミックスでの決着が図られないことでしょうか。
ゲームを遊ぶ予定の無い方には、消化不良の感は否めないと思われます。
遙かなる時空の中で 2 ~恋絵巻~
前回の「恋絵巻」は音声が入っていなくてがっかりでしたが、
今回は豪華声優さんの音声も入り大満足です。
また、スケジューラーやダイアリーも使いやすくなって、
もう、すっかり、PCは大好きなあの人一色(^^;
遙か2ファンなら大満足の逸品です。
遥かなる時空の中で 15 (花とゆめCOMICS)
14巻がかなり気に入っていたために、
今回は八葉キャラの出番も少ないためか
内容は普通な気がしました。
ただ、個人的に気になったのは
変なギャグ?笑い取り?のような突込みが
シリアスな場面で入っていたことです。
笑える場面なら面白いですが、
あまりコント的な要素が強すぎると
シリアスさが無くなってしまうのでは…と思ってしまいました。
すみません、個人的な意見です。
次回に期待したいです!!
遥かなる時空の中で 17 (花とゆめコミックス)
まず最終巻になって寂しいです。
長い間楽しませて貰いました。
お話は最後まできちんとしていたと思います。
まぁ…途中から……なんとなく誰ENDになるかはわかっていたつもりで、覚悟もしていたつもりなのですが…やはり私は特定の『誰』とENDにはして欲しくなかったかなーと言うのが、正直な感想です。
表紙の彼のFANはそれなりに満足なんでしょうけどね。私は最終巻でちょびっと表紙抜けしちゃいました。
無理を言うならば…全員別の最終回見たかったです←これは我が儘ですね…すみません。
と言う訳で他FANなのでゲームします(笑)
でも本当に最終巻までお疲れ様でした&ありがとうでした。
遥かなる時空の中で止事無き胸の内 (花とゆめCOMICSスペシャルララノベルズ)
表紙と中身のイラストは水野十子先生の書き下ろしで小説は遙かのCDドラマで脚本書かれた方が書いてます。
ドラマCDも・・面白いときと微妙なときに分かれるんですがこの小説はすごく面白かったです。泰明さんと天真くんの会話の漫才みたいな会話のやりとり、猫を捕まえるのに必死な八葉達・・弱冠友雅さんが足りない感じかな?とも思いましたがすごく楽しめました。
漫画では今現在八葉の出番が少なめなんで八葉の活躍が読みたーいという人にはお勧めかもしれません。
紅の月もこんな風だったらよかったのになあ・・とも思いましたね・・苦笑。