僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia. (小学館文庫)
ある大学生が、立ち寄った郵便局で何気なく手にしたパンフレットで、
「150万円寄付すればカンボジアに学校が建つ」
と言うことを知り、友人たちと協力し金を集め、本当に学校を建ててしまった・・・
その軌跡を描いたドキュメンタリーです。
本人の綴るその文章には、着飾った言葉や、目を背けたくなる部分を覆い隠す姿勢は一切なく、一大学生が自分の視線で、思ったこと、感じたことをそのまま表現しています。
そのため、時には自分を卑下し、でもそのことを素直に受け入れたり、時には下ネタ的な表現になったりと、一見、出版本としては相応しくないように感じる点も含め、彼自身の等身大の表現として、好感が持てます。
それは、やはり彼(彼ら)の行動力と情熱に、読者が魅了されるためだろうと感じました。
AIDS、内戦、地雷、ゴミの山に暮らす人々、そして教育事情など、カンボジアの本当の姿を垣間見ることができ、最後に学校が完成した時、共に嬉しい気持ちになれる、そんな本です。
パフォーマンス/青春の罠 [DVD]
この映画は昔ロンドンのソーホーの小さな映画館で見ました。同時代の、音楽ジャンルは違いますが(チャパカ)という映画もあります。つまりこの時代(ベトナム戦争中60〜70年代)のこの手の音楽映像ドラッグカルチャーが好きな人にはたまらないDVDです。当時のロックの生々しさがダイレクトに伝わってきます。内容は筋書きなどあってないような、ミックジャガーは、演技者ではなくパフォーマーとして存在してますが一般的な映画ではないので、その演技はつまらないものです。この時代の音楽映像作品というジャンルにぜひ興味を持っていただけたらという思いで投稿しました。追伸 ぜひ「ネッドケリー」も廉価でDVD化してください。(これも大昔、新宿西口の小さな映画館で見ました)
Hello!Project 2010 SUMMER ~ファンコラ!~ [Blu-ray]
テレビ放送では見る機会の少ないハロプロですが、ライブコンサートは素晴らしいと思いますね。非常にパワーを感じさせるステージです。 これを見なけりゃ、アイドルオタクを名乗る資格は無い!?(笑)
プロメテウスの罠 2
原発事故関連の報道というと、○○が▲▲検出されたとか、意見徴収の結果■■%とか数字のみが目に付く印象ですが、本書は原発事故により日々の暮らしがこう変わったという個人の具体的な事例を淡々と書き綴り、その原因(政府や東電の判断、対応など)についてはあからさまな批判をしていない点が異色だと思います。
統計値や計測値は判断基準としては有効でしょうが、原発事故さえなければ受ける事のなかった苦しみに直面している一人一人を描写することにより、読者自身でその原因や原発に対する意見を考察するよう求められている気がしてなりません。
おそらく簡単に結論は出ないでしょう。そして原発事故に影響を受けた人々の痛みは放射性物質が検出されなくなっても消える事はないでしょう。それだけに今後も長く、それこそ20年、30年といった期間続けて欲しい連載だと思いました。
あそび&ダンス&卒園のうた26 だんごむしたいそう (Gakken保育Books)
卒園式でかかった曲「ありがとう」をついに探し出しこのアルバムを購入しました。
歌を聴いてまたまた涙が出ました。私が知らないいい曲はもっと存在するのでしょう。