あの女(オンナ) (文庫ダ・ヴィンチ)
東京MXテレビの5時に夢中!で岩井さんが本の宣伝をしていて、すぐに買いたいと思った本。
実際に読んだ人は、通勤途中に読むつもりで購入し、あまりに面白く、会社を休んで一気読みしてしまったとか。
オセロの中嶋さんのことが他人事ではないような経験をしたことがあると度々言っていた岩井さん。
きっとその内容が書かれてあるのだと期待している。
明日にでも購入し早く読みたい。
でも、ホラーに弱い私…あまりにもゾッとするような内容だとちょっと困る…でも読みたい(>_<)
稲川淳二のねむれない怪談オールスターズ2 [DVD]
このシリーズは結構好きです。
リラックスして話を聞けるというのが素晴らしいです。
雰囲気的にはゲームセンターCXに近いかもしれません。
いいです、この感じ(^・^)
お勧めです(* ̄∇ ̄*)
インプリント~ぼっけえ、きょうてえ~ [DVD]
このテレビシリーズの中では最も濃厚な内容だと思う。
拷問シーンで爪の間に針を刺すのだが、
かの超有名なマゾ殺人鬼アルバートフィッシュをしても、
痛くてこれだけはやれなかった究極の痛み。
ストーリーは醜い女郎の回想の話。
自殺した同僚(女郎)の死に方を巡って、
言ってることが二転三転するのだが実は・・みたいな。
NHKでも放送したヘルレイザーの方がエグイと思うんですが。
熟女の品格 (ベスト新書)
岩井志麻子という作家の作品を今回、初めて読みました。
こんなに面白くて、刺激的な女性だったんですね。
文章は簡潔だし、書いている内容も説得力があるし、
すっかりファンになりそうです。
・「色気がある」は女を救う魔法の言葉
・テクニシャンとは「恋人らしさ」を醸し出せる人
・すべての女にとってチヤホヤは不可欠の要素
・男友達とは「まだヤッてない恋人」
理屈抜きに面白く読めたし、
押し付けがましくないところが好きかな。
ちょっと露悪的すぎるなところもあるけど、
これも作家としてのサービス精神なのかもしれませんね。
今度は『オバサンだってセックスしたい』と
代表作といわれる『ぼっけえ、きょうてえ』を
読んでみるつもりです。
賛否両論、好き嫌いが分かれる作家のようですけど、
しばらくはハマってみようと思わせる一冊でした。
津山三十人殺し―日本犯罪史上空前の惨劇 (新潮文庫)
将来を嘱望された地方の秀才が転落して社会の冷たさを逆恨みし自己顕示欲を爆発させ、理不尽な大量殺人に走るという構図は、秋葉原の通り魔事件や池袋の通り魔の容疑者(いずれも20代前半)に意外なほど似ている(ちなみに大阪・池田の児童殺傷はかなり異質だ)。当時は戦時体制の暗い世相の中、容疑者の男は、肺病やら夜這いでの愛憎やら狭い村の共同体意識・世間体やらに追い詰められ、結局は敵である村の隣人たちに凶刃・凶弾の矛先が向かった。それに比べ、後者の最近の事件は、都市やインターネット社会での孤独やワーキングプアの問題が影を落とし、結局大都市の見知らぬ通行人を狙うという風に、構図や精神構造は似ていても時代とともに犯罪の形が変わっているところもまた興味深い。一見キワモノ的になりかねない題材だが、抑えた筆致で通し、資料が潤沢で綿密な取材力に脱帽。