砂漠のプランクトンごろちゃんのめきめきビデオ
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無敵超人ザンボット3 DVDメモリアルボックス
本放映時はまだ小学生にもなっておらず、全話ちゃんと見たのがLD-BOXとして発売された数年前。総監督である富野由悠季氏の作品が大好きでほとんど見ていたが、ガンダム以前の作品は見てはいるものの小学校に上がる前の事なので内容などはまったく覚えておらず、いつか見てみたいと思っていた。…見事に打ちのめされた。諸事情で作画監督不在という状況での制作だったそうで、作画レベルははっきり言ってひどい。しかし、それをものともしない魅力的な登場人物達が織りなすドラマはさすが富野監督と言ったところ。主人公「神ファミリー」が、敵との戦いで家を壊され、家族を失った人々に憎まれたり、ロボット(ザンボット3)の使用が道交法違反(笑)になるなど、これまでのロボットアニメの常識と言!われてきた物を壊しまくり、その後のリアル路線のまさに出発点となった。そして物語後半は賛否両論の「人間爆弾」の登場、舞台を宇宙に移しての壮絶な戦いと、超ハードな内容で進んでいき、序盤で感じた作品の粗さや古臭さなど見事に吹き飛ばしてしまう。最終回涙ながらに見終わったとき、人々に嫌われようとも、大切な人たちを失おうとも、人間のやさしさ、温かさを信じ戦い続けた神ファミリーは僕の中で新たな伝説となった。神ファミリー、そして制作スタッフ達の熱く真剣な闘いをこの機会にぜひもう一度見てみたいと思う。
バルカン史 (世界各国史)
書名のとおり、バルカン地域の通史です。そもそもバルカンという名称でどの国・民族を指しているのか、その文化的・環境的理由を述べる序章から始まり、古代から九十年代までをフォローしてます。編者も述べているように、この地域の研究に当たっては、言語の壁などもあって、一人の方が通史を書ききるということは特に難しいようで、五人の研究者の手になる編著となっていますが、それでも、全体的にはそこそこ通りがよい叙述になっているかと思います。特に九十年代の紛争に焦点を当てるという意味では、同編者の『ユーゴスラヴィア現代史』の方が簡潔で分かりやすいですが、より本格的にこの地域の歴史を知りたいという方には、本書は起点として有用ではないでしょうか。
バルカンの亡霊たち (AROUND THE WORLD LIBRARY―気球の本)
ギリシャの経済危機について関心があったので、読んで見た。著者はギリシャに長く住み、妻はギリシャ人。ギリシャが西欧文明発祥の民主主義の揺籃の地ではあったが、現在のギリシャは人種的文化的にはバルカンであり、アジアの影響を色濃く受けた不条理な不可解な非西欧であり、その不幸な歴史的記憶から、近隣諸国への恨みが強く、被害妄想的で、理性的、合理的でなく、政治も西欧的、近代的ではないという。確かに、今のギリシャの経済危機への国民の不可解なまでの激しい反応を見ていると、著者の分析が的確なことが良く分かる。
著者はバルカン内を良く旅しており、分析は鋭い。1990年代に書かれた本だが、89年以降の政治的な混乱は、過去の歴史を見れば予測できうるものだとも言う。バルカンでは歴史は循環的で、発展しない。同じ混乱が何度も繰り返されるという。
とても優れた本だとは思うが、バルカン問題の根源が、全てトルコ支配にあったとするのはどうだろうか。トルコがそんなに悪いのか。無批判に、非文明的=中東的、アジア的なものとする著者の視点には、若干辟易させられる。バルカン各地で行われたユダヤ人の虐殺もトルコ的なのだろうか。それならばドイツもアジア的なのかといえば、著者は、ドイツ=文明との見方をしている。トルコにバルカンの混乱の責任の一端があることは事実だが、トルコ時代には各宗派、民族が共存していた(抑圧はあったが、日常的な組織的な虐殺や民族浄化はなかった)のではないか。ハプスブルク・オーストリアが問題だらけの国家だったが、一応の安定を見ていたように、オスマン・トルコ内も同様の安定があった筈。著者は、しかし、その類似は見ず、トルコ=野蛮、オーストリア=文明と見ている。確かに、ポーランドでも、どこでも、旧オーストリア領へ行くと、ほっとさせられることは事実だけれども。だからといって、トルコに全ての責任を求めるのは人種主義ではないのかな。
訳はこなれていて、読みやすい。
1990年代の本だけれど、全く色あせていないのでお勧め。但し、人種主義の匂いから、☆は3つ。
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